遠山向人HCのコメント

クロスゲームでエキサイティングなゲーム展開だったが、勝利できず悔しい。
ゲームの内容は難しい展開だったが、選手がアジャストしてなんとか戦える状態にもっていってくれた。

(特別指定選手の)保坂選手がスコアしたり、田中力選手がチームをけん引してくれた。
野口選手がいない中、磯野選手、本村選手、澤邉選手がディフェンスでファイトしてくれた。
プレータイム制限があるマクリーン選手、エチェニケ選手もインサイドで奮起し、ライトフット選手も粘ってくれた。
負けたが、ポジティブな部分がたくさんあった。
これから、負けにくいチームになっていくと思っている。

今日は、ゾーンディフェンスの最後の部分で1対1でやられたところがあった。 後半、マンツーマンをやった時にはインテンシティ高くできたと思う。
明日はディフェンスをもう少しアジャストして、チームとしてしっかり戦いたい。

最後のオフェンスは、やろうとしたことを選手達はやってくれた。
アドバンテージを活かすところと、リバウンドも含めてうまくやってくれた。最後のシュートが入るかどうかはバスケットボールなので仕方ない。


(特別指定選手の)保坂選手はスピードがある。脚力があってディフェンスも頑張るので期待している。
長島選手の怪我もあり、山本柊輔選手も体調不良だった。
そういう意味では、保坂選手は最初から使うつもりだった。本人にも、「今日、出るから」とは伝えていた。
明日はもっと使いたいと思っている。
ルーキーだが、慣れてきたらもっとできると思う。


今後、福岡やA千葉と同じレベルになって勝ち星を重ねないと、目標に届かない。
この状況を考えると、まだやることをやれていないし、遂行力を高めていく必要がある。そこに対する焦りもあるが、仕方ない部分もある。
選手ひとりひとりが、ワンポゼッションに対する執念をもっと持つ必要がある。
チームワークもそうだが、ひとりひとりの執念のような(マインドの)文化が必要。

明日に向けて、ひとつひとつのプレーをよくする必要がある。

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山本翔太選手のコメント

相手はベル選手を中心に攻撃してくるとわかっていたが、止めることができなかった。
抑えたかったが、さらに上だった。
92点取られると勝つのが難しくなる。
明日はディフェンスを修正して集中して勝ちたい。

前半はシュートを打つ感覚がいつもと違ったので、あまり打たなかったが、マクリーン選手や、ラム選手などにもっと打てと言われて、後半はシュートを打つことを心がけた。


ヴォルターズは以前に比べてインサイドが強くなった。
外から打つ選手からすると、リバウンドの観点から気持ちが楽になった部分は大きい。
ライトフット選手だけだった時は、シュートをはずしたらダメだということを、どうしても考えてしまっていた。
屈強なセンターがこれまで(ヴォルターズには)いなかったので、チームとしてそこにも慣れていく必要がある。

勝ちきれないのは、まだチーム内の共通認識が不足している。コミュニケーションの小さな積み重ねが大事になる。
ベンチメンバーも含め、もっとコミュニケーションをとっていきたい。

自分自身は、今シーズン新しいことにチャレンジすることでミスも増えているので、ミスを減らしていきたい。
いつも通り、食べたい時に食べて、寝たい時に寝ているので、身体は元気。
今日も相手選手の手が顔に当たってちょっと痛いが、寝たら治ると思う。

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保坂晃毅選手のコメント

自分自身、初めてのプロの試合。雰囲気も含めて初めてだった。
スコアできたが、ディフェンスのエラーもあった。
練習時間が少ないといえば言い訳になるし、そこにアジャストできないと使ってもらえない世界だと思っている。
しっかり練習して、慣れていきたい。

いつでも出れる準備をしていたつもりだが、前半の出場はないかな(試合が決まった時に出るチャンスがあるかな)とどこかで思っていた。
思っていたより早い時間での出場でだいぶ驚いた。

最初のミドル(が決まったの)はたまたまだと思う。
2本目のドライブからのエンドワンは持ち味が出せた。
いけるところはいこうと思っていた。
遠山ヘッドコーチからも、もっといくように言われていたので、これからも自分の持ち味を出していきたい。
さらにアウトサイドを決められるようになれば、止めづらい選手になると思うので頑張って決めていきたい。

今日の自己評価は30点。ディフェンスのミスが目立ったと思う。
ヘッドコーチや先輩方がは、(ミスに対して)いいよと言ってくれたが、個人的に反省している。次に向けて修正したい。


一緒に外国籍選手とやるのは人生ではじめて。
ディフェンスの強度や高さが全然違うので、頭を使ってやらないといけないと痛感している。

プロの試合は大学とは違い、ファンの方の応援や演出もすごかった。
アップの時点で緊張していた。
先輩から、(ヴォルターズの応援がすごいから)フリースローは絶対決めろと言われていたので緊張した。
決められてよかった。
応援はすごくて、ベンチにいても熱くなった。
まだまだホームゲームをやりたいと思わせてくれる雰囲気だった。


人見知りなので、今はまだペコペコしている。
コート上では、がむしゃらにハードワークして戦っていきたい。
ヴォルターズでメインガードをはれるように頑張っていきたい。

正直、バスケットボールは実業団でやろうと思っていて、プロは考えていなかった。
親や神奈川大学の幸嶋先生が、プロでの挑戦の背中を押してくれた。
今日、プロデビューできて、親や大学の先生に特に感謝したい。

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