ジェフリー・ヒロナカHCのコメント

ディフェンス面では今シーズンで一番よかった。今日はディフェンス面で収穫が多かった。
前節の山形戦ではディフェンスがなかなかうまくいかなかった。ボールハンドラーへのプレッシャーを高め、スクリーンの精度をあげる必要があった。
そこがうまく修正できたため、ディフェンスでは今季、最小失点に抑えることができたと思う。

オフェンスでは最後に詰め切れなかった。
(第4Qの最後)49-51の状況で両チームともポイントを重ねることができない時間が続いたが、最後に相手に流れを渡してしまった。
(選手達がオフェンスで迷っていたというより)静岡のディフェンスがよかったのでそこを褒めるべき。それによって100%のオフェンスができなかった。
エチェニケ選手はまだ4回しか練習に参加できていないので、チームとして完全ではない部分があった。エチェニケ選手にボールを出したいという意図の攻撃があったが、相手の激しいプレッシャーでそこがなかなかできなかった。
相手の53点目が入った時点でファウルゲームに持ち込んだが、賭けだった。

(あと一歩で勝てない試合が多くあるのは何が足りないのか?)
プレッシャーに弱いところがある。そこへの対応ができていない。
練習でもプレッシャーが強くかかる場面をつくって慣れさせようとしているが、まだ足りていない。
また、勝てていないので自信がついていない部分もある。

明日に向けて必要なことは、相手の動きを受けた時の対応や、相手の動きを読んでどう動くか。スクリーンなどに対してしっかり反応できるよう、修正して明日に臨みたい。

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本村亮輔選手のコメント

1週間、ディフェンスを中心に練習してきた。
相手を60点に抑えることができたのは、課題もあるが、目指しているところへの第一歩になった。
負けてしまったが、先に繋がる試合になったと思う。

オフェンスは、4Qで点がとれなかったことが象徴しているように、コートに出ている5人が動きを理解できていない場面があった。5人が共通認識をもつことが重要で、そこができていなかったので勝てなかった。
フォーメーションうんぬんではなく、いまどういう攻めがしたいかの認識が一致していなかった。
相手が一番嫌がることをしたい場面で、それがピックアンドロールなのか1対1なのか、認識が違う場面が多かった。そこは、戦術や練習とかではなく、意識の問題。
全員がうまくいっていることと、うまくいってないことを理解し合い、チームとして成熟させていく必要がある。

ハドルを組んだ時に、次のプレーの戦術の話をしていたが、それを相手に抑えられた後の動きが足りていない。

平日ゲーム、しかもブラックヴォルフェスでこれまでの流れを変えて波に乗れるチャンスだった。大事な2戦であることはわかっていた。
そこに向かう練習は非常にいい雰囲気でできていただけに、この試合を落としてしまったことは大きいと思っている。ゲームクローズの部分を含め切り替えてしっかりやるしかない。

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山本翔太選手のコメント

この試合に向けて、ディフェンスを重点的に練習してきた。それがある程度できたのはよかった。
間合いを詰めて、相手の攻撃の選択肢を減らして、ゴール下で勝負したかった。それが40分間、出せた。

オフェンスは自分も含めてチームとしてシュートの確率を上げ、試合の終わり方に気を付ける必要がある。
(スリーポイントに関して)今日は最初の5本までは打ちたいタイミングで打てたが、残りはそうではなかった場面が多かった。もう少し落ち着いて打ちたい。
キヘイ・クラーク選手を休ませて2ビッグ(ライトフット選手とエチェニケ選手)の時間が多かった。
その練習をまだそこまでできていなかった。
これまでスピード重視のバスケだったが、エチェニケ選手(ビッグマン)の使い方がまだ十分ではないので、そこは修正していく必要がある。

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