2022/5/13(金)B2プレーオフ SF FE名古屋戦GAME1 試合レポート
名古屋怒涛のオフェンスでビハインドからスタート
#25 ハミルトン選手の得点でゲームスタート。
入りは#24 佐々木選手のレイアップ、#34 ローソン選手のゴール下やブロックショットなど好調な滑り出しを見せる。
ディフェンスでも相手のドライブを阻み拮抗した展開になると思われたが、#22 ジョーンズ選手が3ptタフショットを決めたのを皮切りに名古屋のオフェンスが爆発。
#0 ランダル選手、#22 ジョーンズ選手、#21 笹山選手に次々と3ptシュートを決められて引き離されるが、リバウンドで食らいついて13点ビハインドで1Q終了。
自分たちの形を体現して反撃開始
#8 ピーク選手のドライブ、#3 サンバ選手のコーナー3ptで追いかけるが、名古屋も#18 相馬選手に3ptを決め返されなかなか点差を縮めることができない。
8:12にタイムアウトを請求するが、名古屋はミスマッチをついてインサイドで得点。
熊本はリングに嫌われて我慢の時間帯が続くが、粘り強いリバウンドが功を奏して5:59に#5 磯野選手がトランジションから得点に成功する。
オフィシャルタイムアウト明けにはローソン選手を投入してインサイドに厚みを持たせ、#12 木田選手の3ptシュート、#34 ローソン選手のペイントなどで反撃を開始。
終わり際には#5 磯野選手のジャンパー、#25 ハミルトン選手、#24 佐々木選手が次々と3ptシュートを沈めて追撃し、一時20点開いたビハインドを12点に縮めて前半を終える。
流れは熊本に。主導権を握って一気に詰め寄る
インテンシティ高い入りで#25 ハミルトン選手のドライブ、#12 木田選手のジャンパー、#5 磯野選手のファストブレイクで6-0のランをつくりだし、名古屋は後半1回目のタイムアウトを請求。
その後名古屋#11 石川選手に3ptを沈められるが、熊本も#34 ローソン選手のアリウープでチームに勢いをもたらし流れを渡さない。
その後、名古屋#21 笹山選手が再び高確率で3ptシュートを決め返すも、#5 磯野選手のダンクや3ptシュート、#8 ピーク選手の得点で流れを繋ぎながら1ポゼッション差まで詰め寄り、最終的には5点ビハインドで最終Qへ。
勢いを得た名古屋に突き放されて悔しい敗戦に
4Qの入りは名古屋に主導権を渡す形となり、#21 笹山選手の3ptから#0 ランダル選手にバスケットカウントを許すなど更なるリードを奪われる。
熊本は#8 ピーク選手、#24 佐々木選手らのドライブで得点を積んでいくが、勢いを掴んだ名古屋のオフェンスは止まらず、#22 ジョーンズ選手の連続3ptなどで突き放されてしまう。
終盤は#24 佐々木選手の3pt、ジャンパーなどで最後まで食らいつくが、差を詰め切ることができず悔しい敗戦となった。
ドナルド・ベックHC
Donald Beck
オフェンスに課題は無い。DFとリバウンドを修正する
名古屋さんのオフェンスが素晴らしかったゲームでした。何人もの選手がスコアリングできて、かつ高確率で得点して、良いオフェンスゲームだったと思います。
名古屋さんがレギュラーシーズンでB21位にいるのはきちんとした理由があって、今日は選手層の厚さに苦しめられました。
オフェンスでは88点取れているので、フリースローの試投数が少なかったことを除いては特に課題は無く、逆に105失点してしまったのでディフェンスとリバウンドの部分で明日に向けた修正が必要だと思います。
明日は今日より更に良いプレーすることはもちろん、選手たちがもっとポジティブな影響を与えていけるゲームにしていければと思います。
#5 磯野寛晃選手
磯野 寛晃
みんなが待ち望んでいる昇格を勝ち取るために戦う
今日は序盤から相手に主導権を握られて、トランジションで多く失点してしまいました。
●磯野選手のリバウンドは相手も警戒していたようだが
相手の外国籍選手を僕にマッチアップさせて、しっかりボックスアウトされていたなと感じましたが、その中でももっとリバウンド争いに絡めたなという部分もありましたし、そこで状況判断して僕が先陣を切って戻っていれば、トランジションを防ぐことができたシーンもあったかもしれません。
●今日は19得点。またトランジションから何度も流れを掴んだ活躍でしたが
特には変えたことは無いのですが、多くの3ptを打たせてもらっている中で2本しか決められていない点は、僕がまだまだ良くしなければならないところだと思います。明日はその点も修正しつつ、僕のプレーで少しでもチームに影響を与えられるよう、また少しでも良い流れを持ってこられるように明日も頑張ります。
●明日に向けて
明日負けてしまうと昇格を逃してしまうので、熊本のブースターの皆さんが長く待ち望んでいる昇格を勝ち取るために、明日は死にものぐるいで頑張ります。
#24 佐々木隆成選手
佐々木 隆成
何がなんでも第3戦に駒を進める
基本的に今日の点差ほど実力が離れたチームではないと思いますし、僕たちはもっとやれると思っているので、明日は出だしから僕たちのプレーを相手にぶつけて勝ちたいと思っています。
個人的にはもっとアタックできたなという部分が何回かあったので、今日帰って、試合を見返して振り返って、切り替えて明日に向けて頑張りたいと思っています。
●高さのミスマッチをつかれた時、ガードとしてどうコントロールしたいか
外国籍選手、帰化選手でビッグマンが3人いる時はどこかでミスマッチになってしまって、ローテーションミスでスリーポイントを多く許した場面があったので、そこは改善していきたいです。どう守るかはミーティングで修正して、絶対3連戦に持ち込むという気持ちで頑張りたいと思っています。
●3Qに2点差まで詰めたシーンについて
バスケットは流れのスポーツなので、熊本の流れがくる時もありますし、逆に向こうの流れになる時もあります。自分たちの流れが来た時に、それをいかに長く継続させるかというところは重要になってくると思うので、そこは明日も意識したいです。
●前回対戦時はGAME2で勝利しました。その再現については
明日負ければもうB1はないので。言い方は良く無いかもしれませんが、何が何でも、相手を倒してでも、何としても第3戦に駒を進めたいなと思います。