試合序盤は#25 ハミルトン選手と#34 ローソン選手の連携から6得点をテンポ良く重ねたほか、#24 佐々木選手のジャンパーも光り、まずはリードして試合を進める。
更に#8 ピーク選手、#18 藤澤選手、#27 ウィタカ選手が投入されると、#8 ピークが10得点と躍動、#18 藤澤選手もブザービートで3ptシュートを沈めるなど得点面で貢献。
対する東京Zも#21 増子選手、#7 クロフォード選手らを中心に内外で対抗し、1点リードで1Q終了。
前半は#12 木田選手、#8 ピーク選手のドライブで切り込んで得点を重ねるが、その後はリングに嫌われて重たい展開が続きクロスゲームに。
東京Zは#21 増子選手を中心に高確率にアウトサイドシュートを沈めて一時は熊本からリードを奪うが、オフィシャルタイムアウト明けからは熊本も攻守ともに強度を取り戻 して反撃を開始。
#12 木田選手のドライブや#5 磯野選手のゴール下、#34 ローソン選手のダンクショットなどでチームに勢いをもたらし、リードを奪い返して前半終了。
入りに#24 佐々木選手のレイアップで10点リードとするが、東京Zにオープンショットを連続で許してしまい、一時は同点に追いつかれて僅かにビハインドに。
熊本はタイムアウトを請求して流れを断ち切り、#8 ピーク選手の連続得点、#34 ローソン選手のインサイドで再びリードを奪い返す。
また#18 藤澤選手、#14 本村選手らのハードなディフェンスで前線からプレッシャーを与え、そこから#14 本村選手のジャンパーで8点リードに広げて3Q終了。
#25 ハミルトン選手のアタック、#5 磯野選手のゴール下で2桁リードに持ち込むが、東京Z #24 高木選手らのアウトサイドシュートで再び6点差に。
しかし熊本も#24 佐々木選手のジャンパー、ハミルトン選手の連続得点などで勢いを増して一気に追い上げ、ディフェンスでも相手のミスを誘って#5 磯野選手、#14 本村選手がファストブレイクから得点。
終盤も引き続きディフェンスの強度を保ち、#2 加藤選手の3ptシュートで更に点差を広げ、92-71で勝利を収めた。
ドナルド・ベックHC
Donald Beck
メンタル的にタフな試合だったが、良かった所に注目したい
内容の全てに満足している訳ではありませんが、勝利できて良かったです。
東京Zは出だしから良いリズムを掴んでいて、ディフェンスのアジャストに少し時間がかかりましたが、リズムを掴んでからは自分たちの試合をすることができました。
メンタル的な部分では、準備がやや不十分だったことは課題として残りましたが、今はよりプレーオフに集中している状況なので、今日のゲームによりフォーカスするのは選手にとってもタフだったのではないかと思います。
今はポジティブな部分、44リバウンド、34アシスト、13スティールという今日のスタッツに注目したいですし、この数字をしっかり残し続けていければプレーオフでも良い試合ができると思います。
#18 藤澤尚之選手
藤澤 尚之
課題を見つけられた1戦だった
入りから相手にペースを掴まれて苦しい展開になったのですが、 勝つことが一番の目標だったので、そこで勝ち切れたことは良かったです。
今後のプレーオフのことを考えると、もっと点差をつけること、自分たちのディフェンスを徹底することが課題として見えた試合になりました。
●今日のPGとしての動きについて
競った試合ではポイントガードのゲームメイクが重要になりますが、個人的にそこはまだまだだったと思います。
今日は周りが点数を取ってくれたから良かったものの、自分がやりたいこと、チームがやりたいことを更に明確にして、試合に影響を与えられるようになりたいと思いました。
今日の東京戦はメンタル的にまだまだ準備が足りないことを全員が気付かされたので、それは収穫になったと思います。
#24 佐々木隆成選手
佐々木 隆成
週末に向けて切り替えて、全てをぶつけたい
メンタル的になかなか難しい試合になるという話は試合前からチームでしていましたが、思った通り気持ちが思うように付いて来ず、3Qまでは競った展開になりました。
しかしながら、ジョーダン選手、ローソン選手を中心にみんなで気持ちを切り替えて、最後は良い形で試合を終えることができて良かったです。
また週末にも試合があるので、そこに向けて気持ちを切り替えて、全集中をもって戦ってレギュラーシーズンを終えたいと思います。
●次節、佐賀戦に向けて
1戦でも負けたら優勝を逃してしまうので、その危機感は個人としても、チームとしても持っています。
佐賀は得点力のある選手も揃っており決して安心できる相手ではないので、初日から全てをぶつけて、優勝を狙えるように頑張りたいです。
#25 ジョーダン・ハミルトン選手
どんな相手にもしっかり準備することが大事
東京Zはプレーオフ出場しないことが決まっていることもあり、ハードに、全力で戦っていたように思います。
序盤はアジャストに時間がかかりましたが、最後はリズムを掴んで戦い抜いて、点差を広げて勝利できたので良かったです。
●今日はトリプルダブル達成。自身のパフォーマンスについて
特に思いはありません。
毎試合ハードにプレーして、自分がやるべきことにフォーカスしているだけです。
前半はチームメイトをよりオフェンスに巻き込むことを意識しており、その中でベン(#34 ローソン選手)が決めてくれたり、チームメイトがトランジションで走ってくれたおかげでアシストのスタッツが残ったと思っています。
●佐賀戦に向けて
前節のFE名古屋と同じマインドセットで戦います。
順位によってはプレーオフで対戦する可能性もあり、オフェンスのスコアラーが何人もいてタフになると思いますが、しっかり準備して戦いたいです。
今日は週末の疲れが所々で見えるような展開もありましたが、それは言い訳にしかなりません。プレーオフではどんな相手に対してもしっかり準備をすることが必要になるので、準備して臨みます。