1Q
入りからハイプレッシャーで鉄壁の守備を展開

出だしからプレッシャーディフェンスを仕掛け、相手のファーストポゼッションを24秒バイオレーションに追い込むと、その後も相手のターンオーバーを誘い出し、2連続でスティール、そして#34 ローソン選手がアリウープを叩き込み勢いづく。

また前半5分30秒は相手を無得点に抑えるなど、ディフェンスの強度も高く入る。

勢いを止めることなく、#5 磯野選手のダンクショット、#8 ピーク選手のドライブ、#24 佐々木選手のジャンプショットなどで先行し、20点リードで1Qを終える。

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2Q
1Qの勢いを持続させ、大量リードでゲームを折り返す

2Qも激しい1on1ディフェンスを継続し、#8 ピーク選手のスティールから#25 ハミルトン選手のジャンプショットで入る。
その後も#14 本村選手の力強いインサイドの得点、#5 磯野選手の3ptシュート、#25 ハミルトン選手のジャンプショットなどテンポ良く得点を重ねる。

リバウンドでもハッスルして流れを繋ぎ、#24 佐々木選手のジャンパー、#3 サンバ選手のフリースローで30点リードに乗せて前半終了。

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3Q
奈良に走られるが、攻め気を失わずリードを持続

3Qは#34 ローソン選手が高さと走力で強みを見せ、ブロックショットやダンクなどでチームに勢いをもたらす。

しかし奈良もギアを上げ、#9 板橋選手、#44 マンガーノ選手を中心に3ptシュートなどで追い上げを開始。

ターンオーバーからも走られ点差を詰められるが、熊本もアグレッシブさを失わず、#14 本村選手のドライブや#25 ハミルトン選手、#8 ピーク選手のアタックで応戦し、30点リードを維持したまま最終Qへ。

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4Q
前半の強さを取り戻し、2連勝へ

4Qは、#8 ピーク選手がトップから走り込んだレイアップからスタート。

果敢なオフェンスから前半のようなインテンシティを取り戻し、そこから3分半に渡って相手を2点に抑える一方、#25 ハミルトン選手のセカンドチャンスからの得点、#14 本村選手、#3 サンバ選手の3ptシュートなどで点数を重ねていく。

更に#6 柿内選手のジャンパー、3ptシュートで奈良を振り切り、2日連続の100点ゲーム、全員出場で勝利した。

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ドナルド・ベックHC

HC

Donald Beck

自分たちのバスケを体現できた週末だった

昨日と似たようなゲーム展開に持ち込むことができました。

ゲームの入りに良いスタートを切れたことが今日の試合内容に繋がったと思います。
ディフェンスでプレッシャーをかけて、相手のターンオーバーからファストブレイクに繋げられたことも良かったです。

今日は高いインテンシティのディフェンスからゲームに入れて、ハイエナジーで自分たちのやりたいバスケットを体現できたように思います。
また全員が出場機会を得ることができて、この週末は大変満足しています。

今シーズンの残りの試合数も少なくなってきましたが、フルメンバーが揃えば非常に良いチームになると思うので、まずは健康第一で戦っていきたいと思います。

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#5 磯野寛晃選手

SG/SF

磯野 寛晃

これからも全員の力で勝ちを積んでいきたい

今日は出だしからオフェンスで自分たちの強みを出せた試合でした。ディフェンスも1Qの入り数分は相手を0点に抑えられて、良い入りができたと思います。

ただ3Qはチームで28点取られてしまったので、後半の入りは修正する必要があるなと感じました。こういった展開は、今後愛媛、福岡と対戦する中で勝敗が分かれかねないので、気を引き締めてやっていきたいです。

●開始からエナジー全開の守備。どのような意識で臨んだのか
シーズン序盤は、出だしに自分たちのやりたいことができず、ディフェンスのインテンシティが落ちてしまうことがありました。
最初から自分たちの流れに持ち込めるように、出だしのディフェンスは意識して取り組みたいと思っています。

全員がハードに守って、外国籍と日本人のコミュニケーションが取れてミスが減ってきていて、チームとしても良い傾向にあると思います。

また個人的には、怪我で離脱している2人の分までコートに立ってプレーしたいと思っています。
チームとして考えると、今節は藤澤選手を始め、ベンチメンバー全員がプレータイムを得て自分たちの良さを発揮できていたので、これからも全員の力で勝ちを積み重ねていきたいと思います。

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#14 本村亮輔選手

SG

本村 亮輔

全員がDFのインテンシティ高く臨めたと思う

木田選手、古野選手を欠いて、木田選手の3ptシュート、古野選手のアシストからの得点が減ってしまうので、集中してディフェンスをして相手の得点を下げることを目標に練習してきました。
スターターのみならず、ベンチメンバーも全員でインテンシティ高く臨めたことが今日の結果に繋がりました。

●オフェンスも積極的だったのでは?
今日の試合前のミーティングで、木田選手から「本村はもっといけるんだから積極的に点数取りに行って良いんじゃない?」と言われて、意識してやってみました。

●木田選手、古野選手の不在期間における自身の役割について
ディフェンスの強度を上げるのはもちろん、自分と佐々木選手が日本人では最年長になるので、リーダーシップを取っていかないといけないなと思っています。

このチームは若手が多くハーフタイム中が静かになってしまうこともあるので、佐々木選手とはそこでの声かけなどでリーダーシップを発揮していこうという話をしています。

最近は全員が練習中にどんどん声を出したりと、少しずつ全員の意識が変わってきており、チームとしても良い方向に向かっていると思います。

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#25 ジョーダン・ハミルトン選手

SF/PF

ジョーダン・ハミルトン

色んな面からチームに貢献できた週末になった

チームにとって素晴らしい週末になりました。
主力である木田選手、古野選手を欠いている中で、色んな選手がステップアップして、様々な形で貢献できたと思います。
総括して、ディフェンスが非常に良くできた試合でした。

●2日連続トリプルダブルでしたが、今日の自身のパフォーマンスに対する評価は?
スコアリングだけでなく、リバウンドやアシストなど多面的に貢献することが必要だと思っており、今週末はそれができたと思います。

得点が決まると、その後のディフェンスに対するエナジーがより湧き上がってきて、相手を止めたい気持ちが高まります。
自身の役割の一つとして、チームメイトをオフェンスに巻き込んで、その後のディフェンスに繋げて、全員が活躍できるように意識しています。

●古野選手の不在期間、共同キャプテンとしてどう貢献したいか
出場停止の件があってから、ネガティブに見える態度やボディランゲージを反省して、コーチ陣やチームメイトに対して、ポジティブなアプローチができるように心がけています。

古野選手はリーダーシップの部分で貢献してくれているので、彼の不在中はチームをポジティブな言動で引っ張っていけたら良いなと思います。

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