出だしからアグレッシブなディフェンスで相手のターンオーバーを誘い、#12 木田選手、#8 ピーク選手らのレイアップで連続得点して先行。
序盤は些細な連携ミスからのターンオーバーで相手にポゼッションを奪われる場面が生じつつも、徐々にリズムを掴んで猛攻を開始。
#12 木田選手の4連続得点で一気に11点リードを奪うと、終盤に#34 ローソン選手がゴール下で得点を重ねて6点リードで終了。
入りに青森 #8 下山選手が3ptシュートを決めて3点ビハインドまで迫られると、ここから青森の高確率な3ptシュートが炸裂。
#8 下山選手、#19 カリノ選手に3ptシュートを許し、8:49にはこの日初めてビハインドに転じてしまう。
8:10に#25 ハミルトン選手のジャンプショットでリードを奪い返すが、ここから思うように得点が重ねられず、青森#32 臼井選手の連続3ptシュートで再びリードを許すことに。
#8 ピーク選手、#25 ハミルトン選手らのアタック、#3 サンバ選手のゴール下で食らい付き、1:53に #12 木田選手がコーナー3ptシュートを決め返して逆転に成功し、1点リードで前半を終える。
3Qも#5 磯野選手らを筆頭に前線から激しいディフェンスで相手にプレッシャーを与えるが、互いに思うようなフィニッシュに持ち込むことができず、最初の1分間半は得点が動かない。
しかし、8:22に#25 ハミルトン選手のディープ2ptが決まってスコアが動くと、直後に#24 佐々木選手がスティールに成功し、早いトランジションから得点して5点リードに。
対する青森も#11 駒沢選手の3ptシュートなどで対抗するが、#8 ピーク選手が積極的にアタックし、連続でバスケットカウントを獲得するなどで10点リードに持ち込む。
勢いが熊本に傾いたところで、#14 本村選手の3ptシュート、#25 ハミルトン選手のミドルジャンパーなどでリードを広げ、10点差で最終Qへ。
前線からのディフェンスで更にプレッシャーを強め、アグレッシブな入りを見せる。
9:08には#14 本村選手がスティールし、#8ピーク選手がダンクショットを叩き込んで4Q最初の得点を獲得。
その後も#3 サンバ選手のゴール下、#12 木田選手のレイアップなので流れを繋いでいく。
青森は#11 駒沢選手の3ptシュート、#30ジャクソン選手のインサイドなどで10点リードを守っていくが、最後は#24 佐々木選手のレイアップ、#25 ハミルトン選手の積極的なオフェンスで点差を離し、19点差かつベンチメンバー全員出場での勝利を飾った。
ドナルド・ベックHC
Donald Beck
青森は新しいHCが就任してから、より組織的に、よりモチベーション高くプレーしているように感じています。
特に、前半の青森のシュート確率は非常に高く、勝利するにはハードワークが必要でした。
前半のディフェンスはオーバーヘルプ気味で、相手のフリーをつくってしまっていたので、後半は状況を見ながらヘルプに行く、行かないを判断するように修正しました。
オフェンスは特段戦い方を変えておらず、相手がゾーンDFでも、マンツーマンDFでも、ボールムーブとアタックを意識してプレーするように指示をしました。
結果として、オフェンスを遂行する中で、何がアドバンテージなのかを状況ごとに判断しながら戦うことができたと思います。