2022/2/27(日)第23節 愛媛戦GAME2 試合レポート

1Q
リードチェンジを繰り返して拮抗

上位浮上を懸けて臨むGAME2は、#30 古野選手の3ptシュートからスタート。
序盤から#12 木田選手、#8 ピーク選手が積極的にリングにアタックして得点していくが、愛媛も同じく内外からバランス良く得点し、序盤からリードチェンジを繰り返す拮抗した展開に。

思うように差が付けられず、熊本は4:17にタイムアウトを請求して連携を再確認。

タイムアウト明けも一進一退の展開が続くが、#27 ウィタカ選手の体を張ったインサイドでのディフェンスや、#8 ピーク選手、#25ハミルトン選手のアタックなどで食らいつき、5点ビハインドで終了。

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2Q
やや劣勢となり10点ビハインドを背負う

序盤にハミルトン選手、ピーク選手のアタックでフリースローを獲得するが、ディフェンスで遅れを取ってしまい愛媛#4 フェルプス選手のセカンドチャンス、#15 クリーナー選手のインサイドで離され10点ビハインドを背負う。

6:09にピーク選手が体勢を崩しながらのレイアップを決め切ると、#30 古野選手の3ptシュート、#25 ハミルトン選手のフリースロー、連携から#5 磯野選手のレイアップが決まり、4点ビハインドまで迫る。

しかしその後、再び相手の強力なインサイドを前にやや劣勢となり、#12 木田選手の連続得点、#14 本村選手のゴール下で対抗するも11点ビハインドで前半を終える。

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3Q
我慢の時間帯が続き、思うように点差を詰められない

後半も点の取り合いが続き、なかなか点差を詰めることができない我慢の時間帯が続く。

#8 ピーク選手、#12 木田選手を中心に内外で積極的に奮闘するが、直後に愛媛も決め返し、なかなか流れを引き寄せることができない。
引き続きアグレッシブに臨むが、リングに嫌われ10点ビハインドで4Qへ。

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4Q
チームで奮起して同点、そしてオーバータイムへ

やや苦しい状況で挑んだ最終Qでは、開始9秒で#8 ピーク選手が得点。ディフェンスもインテンシティ高く入り、相手のターンオーバーを誘うことに成功する。
ここから#12 木田選手のフリースロー、#8 ピーク選手の連続得点で7:23には3点ビハインドまで追い付いて逆転のチャンスを手繰り寄せる。

オフィシャルタイムアウト明け、#25 ハミルトン選手の3ptシュートで遂に1点差まで詰め寄ると、4:00には逆転に成功。
相手のインサイドをディフェンスで囲み、得点源を封じて徐々にリードの差を広げるが、愛媛#31 城宝選手の3ptシュート、#13 俊野選手の3ptシュートで同点に追いつかれ、勝負の行方はオーバータイムへ。

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EX
思わず会場もどよめく3pt合戦、そしてタイムアップ

#25 ハミルトン選手のスティールから自チームのオフェンスチャンスを獲得して先制するが、#13 俊野選手の連続3ptシュートで4点ビハインドに。

熊本#12 木田選手も負けじと連続3ptシュートを決め返して詰め寄るが、最後はチームでファウルトラブルに苦しみ、3点差の惜敗となった。

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ドナルド・ベックHC

HC

Donald Beck

望む結果にはならなかったが、このチームを誇りに思う

今日は望んでいたような試合結果にはなりませんでしたが、今節を通して、チームの戦い方には非常に満足しています。

リバウンダーであり、インサイドディフェンダーであるローソン選手が出場できないため、相手とのミスマッチができてタフな試合になることは元々想定していました。

今日は1、2Qのディフェンスが少し遅れてしまい10点ビハインドとなりましたが、そこからファイトバックして最後まで戦い、勝負がどうなるか分からない状態まで持っていくことができたチームの姿は誇りに思います。

●今節で4位となったが?
今は順位よりも自分たちの戦い方にフォーカスしています。
どの順位でプレーオフに出たとしても、最後に勝ち切れるかが一番重要だと考えています。(B2リーグ全体における)コロナの影響も大きいので、現時点での順位はあまり気にしていません。

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#8 LJ・ピーク選手

SF

LJ・ピーク

次節もアグレッシブに戦って勝利に貢献したい

非常にタフなゲームでした。
勝つチャンスはあった試合だったので、もう少しシュートを決め切れれば違う結果になっていたと思います。
ここから持ち直して、来週末(3/5,6 香川戦)2勝できるように頑張りたいです。

●後半のプレー(25pts)について
ビハインドだったので、よりアグレッシブにいたい気持ちで臨んでいました。今日も勝利したかったです。

●次節に向けて
アグレッシブにい続けて、チームの勝利に貢献したいです。
毎週同じマインドセットです。

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#5 磯野寛晃選手

SG/SF

磯野 寛晃

チームがどんな状況でも勝ち切っていきたい

2Qに相手のPnRで最後までレイアップでいかれてしまったり、4Qの最後に相手の3ptシュートを許す、など、やられてはいけないプレーをされてしまいました。
まだまだアグレッシブに、ハードなディフェンスができたと思います。

●ここ数節、フルメンバーでない中でも良い戦いができていると思うが?
ローソン選手がいない中でも、越谷戦、愛媛戦と、インサイドが強いチームに対してもここまで戦えているのは良いことですが、僕たちが目指しているものはB1昇格なので、その中でもしっかり勝ち続けることこそが重要だと思います。

プレーオフ中に負傷者が発生する可能性もゼロではないですし、チームがどんな状況になっても、一人一人が自分の役割を果たし、勝ち切る力を身につけていきたいです。

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#25 ジョーダン・ハミルトン選手

SF/PF

ジョーダン・ハミルトン

負けを受け入れ、次へ進んでいきたい

愛媛は、昨日落ちていたシュートを決め切っていてタフな試合になりました。

愛媛は順位関係無く良いチームで、インサイドも強く、ローソン選手が不在の中でタフなマッチアップが生まれていましたが、全員やれることは出し切ったと思います。

昨日は上から試合を見ていて、オフェンスもディフェンスも非常にハードにプレーしていた印象がありました。そこの疲労もあって、今日の前半は思うようにエナジーを出せなかったかもしれませんが、言い訳はできませんし、勝つチャンスはあったので勝ち切れるようになりたいです。

●オーバータイムについて
オーバータイムに、愛媛の俊野選手がタフな3ptシュートを3本決めたシーンがありました。
試合中は何も勝敗が約束されておらず、自分のプレーでチームにエナジーをもたらしたり、リズムを掴んだり、流れの奪い合いこそがこの競技の醍醐味だと思います。

今日の敗戦が今後に影響しないよう、負けをしっかりと受け入れ、修正し、毎試合相手へのリスペクトをもって真剣に向き合っていきたいと思います。

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