久しぶりのゲームで重要な立ち上がりとなる。
ハミルトン選手のディープ3でスタートし、木田選手のファストブレイク、ミドルシュートなどで序盤は10-5と先行。
その後もハードなディフェンスから相手のミスを誘って自分たちのオフェンスに繋げるが、越谷も#5 バッツ選手を中心としたインサイドで得点を重ねて同点に追いついてくる。
対する熊本は #8 ピーク選手のジャンプショットや、得意とする早いトランジションからの攻撃で得点して食らいつき、2点ビハインドの17-19で1Qを終える。
入りに越谷にファストブレイクを許して流れを奪われそうになるも、9:14にハミルトン選手が3ptシュートを決めて取り返す。
ここから相手の強力なインサイドに対して厚い守りを仕掛けるほか、#5磯野選手を筆頭にリバウンドで対抗し、7:57には #12木田選手の3ptシュートが決まってリードチェンジに成功。
その後はクロスゲームとなり、一時は6点のビハインドに転じてしまうが、2Q終盤に#8 ピーク選手のジャンプショットから#24 佐々木選手の3ptシュートと続いて相手に追いつき、1:16に#8 ピーク選手が3ptシュートを沈めて1点リードでゲームを折り返す。
後半の入りはリングに嫌われ、その間に越谷に連続得点を奪われてしまう。
3分を経過した辺りからは本来のオフェンスリズムを取り戻し、#25 ハミルトン選手のベースラインアタックを皮切りに反撃を開始。
#8ピーク選手の連続3ptシュート、#12木田選手の3ptシュートで5:04には50-50とスコアを並べる。
しかし越谷も意地を見せ、#5 バッツ選手が強力なリバウンドからセカンドチャンスを、#17田村選手や#33ブラッキンズ選手らが高確率なアウトサイドシュートを決めて、熊本は12点ビハインドを背負って最終Qへ。
ビハインドで迎えた4Qは、ディフェンス、オフェンスともにチームで一段階ギアを上げて臨み、最初の2分間は越谷を無得点に抑える。
またこのクォーターでは#3 サンバ選手が躍動し、ファストブレイクからバスケットカウントを獲得したほか、インサイドでも強さを発揮してチームにエナジーをもたらす。
また#8 ピーク選手の3pt、再び#3サンバ選手の3ptも決まるなど越谷を猛追する。
そして1:24には#12 木田選手がスティールに成功して得点。79-81で2点差まで詰めよると、0:36にはサンバ選手がフリースロー2本を決め切って同点に追い付くことに成功。
勢いそのままにオーバータイムに入るかとも思われたが、0:19に#5 バッツ選手がインサイドで得点。81-83とされると、そのまま越谷が逃げ切る形で熊本は惜敗となった。
ドナルド・ベックHC
Donald Beck
両チームとも最後の最後までハードに戦った試合だった
今日はアウトサイドからのアテンプト(試投数)を増やそうというゲームプランで臨み、結果として(48本の3PTシュートを打てたので)しっかりとエクスキューションできた試合になりました。
また両チームともハードに戦って、最後の最後まで勝敗が分からない試合になりました。越谷にとっては良い勝利となったと思います。
特に越谷のようなインサイドが強いチームに対しては、外国籍選手3人のローテーションを組むことは大きな強みになるので、もしここが3人揃っていればより理想とする形のゲーム展開ができたと思いますが、今日は日本人選手が素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれましたし、ウィタカ選手も負傷明けのゲームでしたが非常に良い仕事をしてくれました。
残りのシーズンも負傷なく、健康な状態で戦っていきたいと思います。