青森も入りからハイエナジーで戦い、序盤は互いの意地がぶつかり合う。
主導権の奪い合いなるが、相手陣営で#34 ベンジャミン・ローソン選手が高さを生かしたブロックショットで相手のゴール下を抑えると、#30 古野拓巳選手が3PTとミドルのシュートで加点。
更に#25 ジョーダン・ハミルトン選手のアシストから#34 ベンジャミン・ローソン選手がアリウープを叩き込んでチームにエナジーをもたらす。
その後、#12 木田貴明選手、#8 LJ・ピーク選手の3PTシュート、#24 佐々木隆成選手のレイアップなどで頭ひとつ抜けることに成功し、31-18で1Qを終える。
リードして迎えた2Qでは、#8 LJ・ピーク選手の360°ダンクが炸裂。
その後もアグレッシブなディフェンスから相手のターンオーバーを誘って、トランジションから自分たちの得点に繋げていく。
また#12 木田貴明選手も高確率で3PTシュートを沈めてリードの差を20点に広げ、主導権を握る展開に。
終盤は#5 磯野寛晃選手のリバウンドも光り、#25 ジョーダン・ハミルトン選手の得点に繋げるなどして更に加点を続ける。
昨日のGAME1で課題となった後半の入りを修正し、ディフェンス、オフェンスともに強い入りを見せる。
チームディフェンスで相手のオフェンスを徹底的に抑える一方、#25 ジョーダン・ハミルトン選手を中心にインサイドで加点し、最初の3分間は9-0と先行する。
青森はタイムアウトを請求して落ち着きを取り戻そうと試みるが、熊本はオフェンスでリズムを掴んでその後もテンポ良く得点。
その後も#14 本村亮輔選手のジャンパー、#8 LJ・ピーク選手のディープ3PTシュートなどで点を重ねる。
最終Qも強度を失わずにプレーを続け、9:41には#3 ファイサンバ選手がオフェンスリバウンドからゴール下で得点。そこから連続3PTシュートやセカンドチャンスから得点を続けて、4Qだけで16得点5リバウンドの活躍を見せる。
その後も勢いに乗ったまま試合は終盤へと突入し、5:18には#18 藤澤尚之選手が3PTシュートで得点してチームは100点台に。
オフィシャルタイムアウト明けには、#27 ウィタカケンタ選手のゴール下、#5 磯野寛晃選手のダンクショットと若手選手も躍動し、2日連続100点ゲームで勝利を収めた。
ドナルド・ベックHC
目指している形に近付いていっている
自分たちにとって、オフェンスもディフェンスも非常に良くプレーできた試合でした。
ここ3試合くらい、自分たちの目指しているディフェンスを維持できていると思います。
バイウィーク明けから、より上位のチームと対戦していくことになるので、今日と同じようなディフェンス、リバウンドを維持していきたいと思います。
●30試合を消化して、チームの完成度は?
シーズン序盤に負傷者が連続したことを踏まえると、非常に満足いっている訳ではないですが、そこそこ、といったところでしょうか。
チームの課題として挙げていたディフェンスとリバウンドは良くなってきていると感じます。
シューティングも、一貫して同じパフォーマンスができるようになってきており、(目指している)良いチームに辿り着くまでの過程にいると思います。
#3 ファイサンバ選手
ファイ サンバ
いつでも今日のようなプレーができるように準備していきたい
40分間、ディフェンスから流れを作っていこうというチームの基本を遂行できたと思います。
●4Qで16得点の活躍だったが
特にジョーダン、LJとラインナップしている時は自分がコーナーにいることが多いので、そういうところで(シュートを)決められれば、プレーの幅が広げられるという意識で試合に臨んでいます。
今日は、そういった場面でボールが来た時に気持ちよく打つことができました。
自分はどちらかと言えばベテランの部類に入ると思うので、出場機会の有無に関わらず、1週間のルーティーン、試合前のルーティーンを崩すことなく、いつでも今日のようなパフォーマンスができるように準備していたいと思います。
4Q、コーナー3PTシュートを決める#3 ファイサンバ選手
#14 本村亮輔
本村 亮輔
バイウィーク明けに繋がる良い試合ができた
チームとして良いオフェンスとディフェンスができて、全員出場、全員得点で終えられて良かったです。
コーチからは、バイウィークが明けてから6週が大事だと言われていたので、そこに良い形で繋がる試合ができたと思います。
●青森#22 門馬選手、#11駒沢選手(ともに日本大学出身)との対戦について
門馬さんは大学の時にお世話になった先輩ですし、颯(駒沢)も、学年関係なくずっと一緒に行動していて仲が良い後輩です。
プロになって、こうして親しい人と直接対決することは初めてだったので新鮮でした。
駒沢選手の上手さは大学のときから知っていたので、事前にスカウティングしてチームとしても負けないように対策をしました。マッチアップすることも事前に分かっていたので、僕自身も、普段よりも少し気合が入っていたと思います。
久しぶりに一緒にプレーできて、楽しかった気持ちもありますが、2人から学ぶことも多かった2日間になりました。
#30 古野拓巳選手
古野 拓巳
現状に満足せず、後半戦もしっかり戦いたい
最初の入りも気持ちを締めて良い形で迎えることができて、自分たちがやりたいバスケットを終始やることができたと思います。
また新型コロナウイルス感染症が広がっている中、2試合できたことにも感謝したいです。(感染症対策については)今後とも気をつけていきたいと思います。
●30試合を振り返って
開幕戦の時より良くなっている確信があります。
ディフェンスやリバウンドの部分は、B2のトップを目指そうとしているチームの形に間違いなく近付けていると感じます。
オフェンスは行き詰まるシーンもありますが、チームで良い展開をつくろうとトライしているので、もっと良くしていけると思います。
現状に満足している選手は1人もいないので、後半戦もしっかり頑張ります。