#30 古野拓巳選手、山形#28川邉選手が互いに3Pシュートを決めて3-3でスタート。
入りから激しいディフェンスで相手のターンオーバーを誘って自分たちの得点に繋げ、スターター陣全員が得点する。
またベンチスタートの#24 佐々木隆成選手もハードディフェンスを引き継ぎつつ、3Pシュートとレイアップで得点に貢献。
#5 磯野寛晃選手もスティールやルーズボールを追ってチームの士気を上げ、10点を先行する。
序盤は10点リードから点差が広がらない展開になるが、7:49に#25 ジョーダン・ハミルトン選手が自らのミスショットを回収してゴール下で得点。
続けて #8 LJ・ピーク選手が激しいディフェンスからスティールに成功してAND1を獲得し、徐々にリードの差を広げ始める。
その後も、鮮やかなパスワークから#30古野拓巳選手がコーナー3Pシュートを沈めて15点リードに持ち込み、1:37に山形がタイムアウトアウトを請求。
残りの時間も勢いを緩めることなく17点を先行して前半を終える。
出だしに#34 ベンジャミン・ローソン選手がセカンドチャンスからゴール下で加点すると、ここから怒涛のオフェンスを開始。
#25 ジョーダン・ハミルトン選手が連続3Pシュートを沈め、更に#5 磯野寛晃選手がファストブレイクからAND1をねじ込む。
勢いに乗るように、その後も再び#25 ジョーダン・ハミルトン選手、#12 木田貴明選手がテンポ良く3Pシュートで得点し、最初の3分間だけで19点を量産して相手を突き放す。
ハードなディフェンスも継続して、この時間帯は相手をわずか2得点に抑えて流れを確実なものに。
良い流れで迎えた4Qでは、9:50に#24 佐々木隆成がバスケットカウントを獲得。続いて#25 ジョーダン・ハミルトン選手がインサイドに切り込んで得点を重ねる。
リバウンド面では#14 本村亮輔選手がファイトして、OD双方の勢いを止めることなくオフィシャルタイムアウトに突入。
タイムアウト明けからは#27 ウィタカケンタ選手、#18 藤澤尚之選手も出場。
大量リードをチームで守り切り、全員出場で年内最後のホーム戦を勝利で締めくくった。
Donald Beck
今シーズンの中でも的確なディフェンスが素晴らしい試合だった
GAME1のオフェンス面で抱えていたフラストレーションからは打って変わって、今日はシュートもよく入っていて、チームとしても今日の数字は大事にしていきたいと思います。
ディフェンスも的確で、今シーズンを通して見た中でも非常に良かったです。
日本でのコーチキャリアにおいて、幸運なことにチャンピオンシップレベルのチームに携わらせていただいた中で、どのチームにも共通なのが『良いディフェンス』です。
ここ6試合くらい、僕たちはその方向に向かって前進できていますし、このように成長し続ければチャンピオンシップレベルのチームに近付いていけると思います。
#8 LJ・ピーク選手
LJ・ピーク
良いスタートを切って、それを継続できたことが良かった
いいスタートを切れて、それを続けられて良かったです。
●今日のディフェンスについて
ヒロ(#5 磯野寛晃選手)のように、バックコートからピックアップ(自分のマークマンを捕らえること)しようと努めました。
●オフェンス面について
アグレッシブな入りを意識しました。結果、多くファウルドローン(ファウルを受けること)を獲得できたので良かったと思います。 ●GAME1で負った、額の負傷の状態は?
少し腫れていますが、痛くはないです。
#30 古野拓巳選手
古野 拓巳
今日の勝利はディフェンスが良かったことに尽きる
ディフェンスが良かったことに尽きると思います。
リバウンドの数も相手に勝ることができました。
いま、磯野(#5 磯野寛晃選手)が相手のガードに対して物凄いプレッシャーをかけて、(相手が)やりたいフォーメーションを破壊してくれています。
ウイングのディフェンスもそれに対応して相乗効果が生まれますし、ジョーダン(#25 ジョーダン・ハミルトン選手)やLJ(#8 LJ・ピーク選手)も前からピックアップして、チームとしてディフェンスへの意識が高まっているように思います。
今日は、本来の自分たちのオフェンス力も出すことができましたし、これを続けられればどこにも負けないようなチームになれると思います。
タイムシェアもできて、藤澤(#18 藤澤尚之選手)、ウィタカ(#27 ウィタカケンタ選手)も出場できて良かったです。
次の福岡戦も、今日のようなインテンシティで臨みたいと思います。
#34 ベンジャミン・ローソン選手
ベンジャミン・ローソン
昨日の敗戦から切り替えて戦えたことを誇りに思う
昨日のタフな敗戦から、チームがカムバックして戦えたことを誇りに思います。
昨日は勝つべき試合だったのですが、そこから素早く切り替えて、最初からアグレッシブに出てそれを終始続けることができました。
ディフェンス面では、今日はショットクロックをあまり意識し過ぎず、自分たち守りを遂行することに注力したので、このマインドセットを大事にしたいと思います。
●後半、ローソン選手のスティールから磯野選手の速攻に繋がったプレーについて
相手のオフェンス強度が少し落ちたような感じで、パスコースを読むことができた中で、自分の腕の長さを考えると手を出せばボールに届くのではないかと思ってアグレッシブにプレーした結果スティールに繋がりました。
その時、ヒロ(#5 磯野寛晃選手)がダッシュでリングに向かっているのが見えたので、彼にボールを投げれば何とかしてくれると思ってパスを出して、速攻で決めてくれました。
『レーシングカー』というニックネームをヒロに与えても良いのかなと思います。