互いに激しい守備からスタートして、最初の2分間は両チームともに無得点と、やや重たい立ち上がりとなる。
しかし5:40に#30 古野拓巳選手が3Pシュートを決めると、それが打開点となって#5 磯野寛晃選手がダンクショット、#12 木田貴明選手が3Pシュートを沈めて流れが熊本に傾く。
その後、#24 佐々木隆成選手がファストブレイクでレイアップを決め、#8 LJ・ピーク選手の体を張ったプレーでフリースローを獲得。#14 本村亮輔選手のアグレッシブなディフェンスとリバウンドも光り、25-12で先行する。
福島がゾーンディフェンスに切り替えたところを崩しきれず、オフェンス面でやや失速。
福島も猛攻を開始して点数を重ねられるが、#5 磯野寛晃選手や#8 LJ・ピーク選手の3Pシュートで対抗する。
点数を詰められつつも、流れが悪い時間帯にしっかりとディフェンスで踏ん張り、5点のリードを保ったまま前半を終える。
相手に追い上げられた2Qの展開を引きずることなく、高いインテンシティを保ったディフェンスを継続。
3Q序盤は#34 ベンジャミン・ローソン選手のダンクショット、#25 ジョーダン・ハミルトン選手のジャンプショットで加点。
更に6:12に#12 木田貴明選手がルーズボールを追って速攻に繋げると、#30 古野選手がレイアップでフィニッシュ。
その後も早いトランジションからの攻撃で再び勢いに乗り、最後はブザービートで#12 木田貴明選手が3Pを決め切って、チームに更なる勢いをもたらした。
4Qでもオフェンスの勢いを緩めることなく試合が進める。
#8LJ・ピーク選手、#12 木田貴明選手、#25 ジョーダン・ハミルトン選手らを中心に良い形でオフェンスを終えて、0:55には#27 ウィタカケンタ選手がペイントで得点。
10/10(日)越谷戦ぶりにフルロスターが揃ったホーム戦で、ロスター全員が出場して勝利した。
ドナルド・ベックHC
Donald Beck
チームとして徐々に機能し始めている
福島ファイヤーボンズさんという良いチームに対して、素晴らしい勝利をあげることができたと思います。
試合の中で、オフェンス、ディフェンス共に良くできた時間帯があり、ターンオーバーの数もコントロールできました。
ここぞという場面でシュートを決めきれたことも勝因の1つです。
総じて、今日の選手たちのプレーにはには非常に満足しています。
チームとして徐々に機能し始めてきており、まだまだここから良くしていけると思っています。
#5 磯野寛晃選手
磯野 寛晃
明日も最初からハードなディフェンスで戦いたい
出だしから自分たちのディフェンスを強度高くやって、相手を突き放すことができたと思います。
2Qに詰められた時間帯がありましたが、3Qにチームとしてもう一度建て直してディフェンスハードにやった結果、点差を付けて勝利できて良かったです。
明日も、今日のようにチーム全員が最初からハードなディフェンスをやれば、自ずと結果は付いてくるはずなので、流れが悪い時間帯も自分たちの力で立て直していきたいと思います。
#8 LJ・ピーク選手
LJ・ピーク
チームでゲームプランを遂行できたことが勝因
試合の初めからハードにプレーして、今日のゲームプランを遂行できたことが勝利に繋がったと思います。
●自分自身の今日のパフォーマンスについて
自分のパフォーマンスはそこそこだった。チームとしてのパフォーマンスが素晴らしかったので勝利できたと思います。
●明日に向けて
ベンチからエナジーを持ち込んで、チームの勢いを繋げていきたいです。
#12 木田貴明選手
木田 貴明
(熊本は)前節の東京Z戦ではオフェンス、ディフェンスともに良い形で戦って2連勝できた中、今日の福島は6連勝中で勢いがあるチームでした。
そこに対して出だしからハードにディフェンスをして、自分たちのペースに持ち込むことができて良かったです。
2Qで20点差を縮められてしまったのは課題ですが、それでも後半カムバックしてチーム全員でディフェンスをして戦えたことは良い収穫になりました。
明日も、チームとして良いイメージをもって戦えるのではないかと思います。