2021/11/28(日)第9節 福岡戦GAME2 試合レポート

1Q
ハードディフェンスで集中した滑り出しに

開始早々に#34 ローソン選手が豪快なダンクショットを沈めた後、チームで創り出したシュートシーンから#12 木田選手、#25 ハミルトン選手が鮮やかに3Pシュートを決める。
ディフェンスでも相手をタフショットに追い込むなど、集中した滑り出しとなった。

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2Q
我慢強く戦って流れを与えない

ややリングに嫌われる時間帯がありつつも、気持ちを落とさずにディフェンスやリバウンド面でハードにプレーする。
福岡#88 重富選手の3Pで一時逆転を許すも、その後すぐに#8 ピーク選手がビハインドを回収。
その後もインテンシティ高く試合に臨み、リードを維持したまま前半を終える。

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3Q
豪快なプレーから福岡を突き放す

2点差で迎えた3Qでは#34ローソン選手が躍動。連続得点とダンクショットを叩き込んでチームに勢いをもたらした。
その後もリバウンドからチャンスを獲得すると#30 古野選手も連続3PTシュートを決めて接戦から主導権を握る形となる。
続けて#12 木田選手と#24 佐々木選手がテンポ良くジャンパーを沈めてリードの差を15に広げる。

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4Q
勢いそのままに全員出場で勝利

点の取り合いとなった4Qも、3Qの流れを持ち込み終始リード。
#8 ピーク選手、#25ハミルトン選手を中心にインサイドに切り込んで得点を重ねると、#5 磯野選手がバスケットカウントを獲得。
その後も#18藤澤選手が3Pシュートを決めるなどしてリードの差を大きく開き、全員出場で勝利を飾った。

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ドナルド・ベックHC

HC

Donald Beck

コントロールできる部分をしっかりコントロールできた

チームにとって良い勝利でした。

選手たちには、自分たちでコントロールできるディフェンス、エナジー、リバウンドはしっかりコントロールしよう、という話をしました。
今日はシュートがあまり入っていなかった前半も、我慢強くそれを遂行してくれたと思います。
昨日の試合からしっかり立ち直って、チーム全員が勝利に貢献した試合でした。

●今後に向けて
苦しい時間帯に、いかに強く気持ちを持ち続けれらるかが重要。
ヴォルターズだけでなく他のチームにおいても、オフェンスが上手くいかない事がディフェンスに影響してしまう現象はよく起こっている印象です。
選手たちはどういうマインドセットでプレーしたら良いかというのは理解しているので、それを一貫して続けられるようにアプローチしていきたいと思います。

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#5 磯野寛晃選手

SG/SF

磯野 寛晃

どんな状況でもディフェンスの強度を落とさずプレーしたい

前半はチャンスの場面で点差を離し切ることができなかったのですが、後半はしっかりと突き放す事ができて、それが勝利に繋がったと思います。

●ダンクショットについて
決められて良かったのですが、個人的には要らないファウルをしてしまったり、相手にやられてはいけない場面でやられてしまったりという点もあったので、修正していきたいと思います。

●次節に向けて
次対戦する仙台もインテンシティが非常に高いチームです。
僕らも負けないくらいのインテンシティを持って、アグレッシブに遂行力高くやっていくこと、またどんな状況でもディフェンスの強度を落とさずプレーすれば2連勝を掴むことができると思います。

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#25 ジョーダン・ハミルトン選手

SF/PF

ジョーダン・ハミルトン

一貫してこのようなパフォーマンスが続けられるように頑張りたい

特にボールムーブメントがしっかり機能していて、チームスタッツの30アシストは良い数字だと思います。
このようにプレーできれば勝てるチャンスが増えるので、自分たちの課題でもありますが、一貫してこのようなパフォーマンスができるように頑張ります。

またそのためには、常にハードにプレーすることが鍵になると思います。
ここ数試合で、どのチームに勝つこともできるし、どのチームに負ける可能性もあるという事が証明されているシーズンなので、相手のハードプレーにマッチするだけではなく、それよりも1つ上のレベルで戦っていきたいと思います。

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#34 ベンジャミン・ローソン選手

C/PF

ベンジャミン・ローソン

どんな形であれ、チームにエナジーをもたらしたい

チームにとって素晴らしいゲームでした。
特に1Qはディフェンス面で粘り強さを見せられたと思いますし、OFのエクスキューションの部分では、これまでを振り返っても良くできた試合だったと感じます。

●後半の入りについて
後半は更にハイエナジーでスタートしなければいけない、ということを意識しており、ダンクできるチャンスがあればできるだけ強く、できるだけ豪快にリングに向かって、チームにエナジーをもたらせるようにプレーしたいと考えていました。
ブロックショットやスティールなどもそうですが、どんな形であれ、チームにエナジーをもたらすプレーはプライドを持ってやっていることの1つです。

また相手が違うプレーで向かってきた時に、自分たちがそれをしっかり理解して、動きを予測してディフェンスをアジャストすることができました。今日はそれ(=アジャストメント)が勝利に繋がったと思います。

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