西地区で同勝率の西宮ストークスとの直接対決。
<STARTING 5>
#8 LJ・ピーク
#12 木田貴明
#14 本村亮輔
#30 古野拓巳
#33 カイル・バローン
アグレッシブなディフェンスから、開始2分間は互いに無得点でゲームスタート。熊本は6:42に#8 LJ・ピーク選手のフリースローが本日初の得点となった。
その後、西宮#24 シャキール・ハインズ選手や #1 今野翔太選手に連続得点を決められ、一時9-15とやや先行されるが、#3 ファイサンバ選手、#5磯野寛晃選手らの得点で同点に。
そのまま同点で1Qを終える。
序盤は#18 デクアン・ジョーンズ選手らの得点押されて6点を離されるが、#12 木田貴明選手のアシストから #14 本村亮輔選手がコーナー3Pを沈める。
続けて#30 古野拓巳選手のアシストから#8 LJ・ピーク選手の3Pが決まり、良いオフェンスの形から勢い良く再び同点まで追い上げると、西宮も堪らずタイムアウト。
その後も一進一退の攻防が続き、44-43で前半を終える。
3Qもディフェンスの強度を落とさぬまま入り、7:16に#14 本村亮輔選手がドライブでAND1を決める。
ここでも、続けて#8 LJ・ピーク選手がAND1を獲得して流れに乗り、その後のディフェンスでは相手を24秒バイオレーションに追い込むシーンも。
ディフェンスリバウンドにも積極的に絡み、ルーズボールを追い続けるが、西宮も外国籍選手を中心に得点して流れを渡さず、熊本の3点リードで3Qを終える。
続く4Qもアグレッシブなディフェンスからスティールして得点。
ややリードして試合を展開するが、5:56で相手に4点プレーを許すと、そこから形勢逆転。僅かな連携ミスをすくわれて得点され、再び80-80の同点となった。
最後まで互いに譲らぬ展開となり、残り1秒まで同点となるが、試合終了時のブザービーターを決められて2点差の惜敗となった。
ドナルド・ベックHC
Donald Beck
明日更に強くなってコートに戻ってきたい
先週の天皇杯でも現地で西宮のスカウティングをしましたが、西宮はB1の群馬に対して非常にいい試合をしていました。
B1からB3合わせても、リスペクトしているチームの1つです。
今日は試合後にファンの皆さんにお伝えしたように、40分続いた選手たちのハードワークとエナジーは素晴らしかったです。
日本人の若い選手たちが、かなりステップアップしてきていると感じています。
ローソン選手は負傷から復帰して2日しか練習できていないにも関わらず、今日は非常に良いパフォーマンスを見せてくれました。
チームとしてはまだまだタフな状況ですが、状態はかなり良くなってきています。
明日しっかり強くなって戻ってきて、今日とは違う結果をお届けできればと思います。
#24 佐々木隆成 選手
佐々木 隆成
引き続きヘッドダウンせずに戦う
今日は何度か10点以上離せるタイミングがありましたが、西宮も相当力を入れてプレーしていることもあって、やってはやられる展開が続いてしまったかなと感じています。
もったいない負けではありましたが、明日に向けてはヘッドダウンせずに、チーム全員で『明日絶対やり返す』という気持ちで臨みたいと思います。
#30 古野拓巳選手
古野 拓巳
明日は日本人選手の更なる奮起が必要
試合終盤に、PGである自分の2つのターンオーバーから失点してしまったことが、試合の明暗を分けてしまったと感じています。
年上として、そしてコートに立っている以上、今回のようなミスは起こすべきではないと反省しており、今日はそこに尽きます。
●明日に向けて
日本人選手のインテンシティの高さが更に重要になってくると思います。
今日もピーク選手が奮起してくれましたが、彼のプレータイムを考えると、明日も全く同じようにはいかないと思います。
明日は日本人選手がどれだけピーク選手の部分をフォローできるか、アグレッシブにできるかが勝利の鍵になると思います。
これだけポゼッションが増えれば得点がかさむのは致し方ないと思いますが、相手の外国籍選手2人には今日だけで53点やられてしまっています。シュート%も非常に良かったので、明日はこの確率を落とせるようなディフェンスを意識してやりたいです。