遠山向人HCのコメント

昨日に引き続き敗戦となり、連敗となって悔しい。
前半はいいバスケットができたが、後半に信州のプレー強度が上がり、アジャストしてきた。さらに上のアジャストを試みたが、うまく遂行できなかった。
40分の“遂行力”という面で、信州と大きく差が出たと思う。

(ディフェンス面では)今日は40分トータルで考えたら、いいディフェンスができた。
強度も高く、全体的にハイレベルなディフェンスができた。
レフリーのコールに対しても乱れることがなく、メンタル的にもよかった。
バスケットボールというスポーツは、どれだけ少なくても60点~70点は取られる。
どう取られるかという意味では、望まない失点やミスでの失点が多かった。
やられ方、やられるタイミングが成熟していない。

(オフェンス面では)信州のディフェンスの強度や高さに対して、ボールをアウトサイドに出せず、インサイドでも苦しくなり、苦しい状況で最終的にアウトサイドから打つケースが多かった。

2日間を通して、信州のほうが引き出しが多かった。
ヴォルターズはまだ引き出しが少ないので、増やしていかないといけない。

現状はどうしても勝ち星がほしかった。
チームは昨日と今日のゲームを経て、足りない部分が明確にみえた。
悔しいが、切り替えて水曜の(ホーム戦)勝利を目指すしかない。


(チームの雰囲気に関して)
チームの雰囲気はいいと思う。
選手たちもいつもよりリーダーシップを出そうと意識してくれている。
私がHCのバトンを受けた時は、チームの雰囲気は悪かったので、まずは雰囲気を良くすることを意識した。
(12/16の)愛媛戦の前日に、チームに足りないものを分解し、やるべきことを資料にまとめて選手に伝えた。
中身は「小さなハドルをつくる」や「どこよりもファイトしよう」など、すごく簡単なことだが、そのような基本的なことを求めた。

後半に向けて、いいチームに近づいてきている。
自分達のいい雰囲気をみて、ファンの方にも応援したいと思っていただけるようにしたい。

ただ、いまのヴォルターズに一番必要なのは「勝ち星」。
すべてのゲームに勝ちたいが、そんなに甘くはない。
いいチームであることを維持しながら、細かい強度や遂行力をあげて、勝ち星をとれる可能性をあげていきたい。
プレーオフ進出を本気で目指しているので、そこに向けて進んでいく。

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山本翔太選手のコメント

昨日に引き続き前半はいいディフェンスができ、オフェンスのいい流れに持っていけた。
後半、相手の変化にアジャストできず、ずるずるといってしまった。
どんなディフェンスをされても対応していけるようにならないといけない。

後半から相手のディフェンスが変わった。
自分達がボールを持っても動きが止まってしまい、残り時間が少なくなって苦しいシュートを打たざるを得ない場面が多くなった。
そこで相手の流れになってしまった。

信州のディフェンスが良く、ボールもらう前から身体をぶつけられていた。
もらった時には、いい体勢で打つことができない状態だった。
ボールをもらう前の動きなど課題がみつかった。

自分達のディフェンスはよかったと思うが、いいディフェンスをした後にリバウンドを取られ、無駄な得点を決められることが多かった。
そこまでしっかりやらないといけない。


ウッドベリー選手とは去年、練習で毎日のようにマッチアップしていた。
今日、1on1で最初に話しかけてこられたので、それに対して応えていた。
今日の勝負は、自分が勝ったと思う。

水曜の静岡戦まで時間もないので、やれることは限られている。
アグレッシブさを出して、ディフェンスでまず有利にたてるように、40分間ハードにやり続けることをチームで徹底したい。

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ミッチェル・ライトフット選手のコメント

試合の入りはいいスタートができた。
信州が途中から巻き返し、同点になった後にそれを上回るアジャストができなかった。
そこが課題だと思う。
試合中にアジャストできるように、練習から取り組んでいく必要がある。

(自身のスコアの成功要因を聞かれ)
今日は山本柊輔選手のリード(指揮)がよかった。
彼はキャリアもあり、知識や経験があるため、その知恵をもっとチーム内にも広げてチームとしていい判断ができるようにしたい。

何よりも、昨日と今日の試合から学ばないといけない。
パーツは揃ってきているので、成功するために、うまくいかなかった部分を修正していく必要がある。

とはいえ、勝たないといけないこともわかっている。
勝って前に進みたい。

本村選手や長島選手、タイラー・ラム選手が試合に出られなかったので、彼らが復帰したらもっと戦えると思う。
それが言い訳にならないよう、彼らがいなくても勝てるように、チーム力を高めていかないといけない。


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