熊本ヴォルターズからのお知らせ
熊本県を中心に発生している一連の地震により、お亡くなりになられました方々へのご冥福をお祈りしますとともに、被災されました皆様に心からお見舞い申し上げます。また、被災者の救済と被災地の復興のために、全国各地から駆け付けて頂き、ご尽力されている方々に深く敬意を表すとともに、厚く御礼申し上げます。
熊本ヴォルターズに対しても、全国各地のファンの皆様、バスケットボールファンの皆様より、たくさんの激励メッセージを頂戴しております。皆様の力強いご声援に、チーム一同、心より感謝いたしております。
この度の震災により、熊本ヴォルターズもチーム・フロント全員が被災をしました。自宅が全壊したり、ライフラインが復旧していなかったり、未だ避難所生活をしている者もいます。
しかしながら、ホームアリーナが存在する益城町を中心に甚大な被害に遭われている現状から、これまでにお世話になってきた地域の皆さまの力に少しでもなりたい想いから、震災直後から復旧活動にチーム一丸となって日々取り組んでおります。
この度の震災により、県内の多くのスポンサー様、ファンの皆さまが被災されました。
また、練習・試合会場で使用している施設も甚大な被害に遭い、復旧には数ヶ月から一年が掛かると見られており、その現状を目の当たりにして、私たちは大変心を痛めております。
合わせて、現実問題として今後チーム運営を継続していく上での、営業収入の見込みや、練習・試合をする拠点の復旧の目処も立たないのが現状です。何より入金予定であった営業収入が途絶えてしまったことにより、急激に目先の資金繰りが悪化しており、来期に向けてチームを継続していけるかも不透明な状況に陥ってしまいました。
現在、NBLにもご相談に乗って頂いております。
このような厳しい状況ではありますが、震災直後からNBL、bjリーグ所属チームの皆さまを始め、全国のバスケットボールファミリーの皆さまから、熊本ヴォルターズに対しての支援の為の寄付を数々お申し出頂きました。大変有り難いご厚意に心より感謝申し上げますとともに、窓口の一本化が急務と考え、支援金振り込み口座を下記に設けさせて頂きました。
お振込みの際は、団体・法人名・個人名等、事前に当クラブまでお知らせいただければ幸いです。
支援金の使途に関しましては、クラブにて皆様の善意を最大限にくみ取り有効に活用させて頂きます。
熊本ヴォルターズの2015-2016シーズンは6試合を残して終了となりました。
このようにリーグ戦を途中で終えたことは、震災の影響であっても無念の一言でしかありません。
今秋から開幕するBリーグ参入に向けて、何とかチーム活動を継続していければと思っております。
チームの設立理念でもある「熊本の子ども達に夢を」「熊本の皆さまに夢と感動をお届けする」を、バスケットボールを通して実現していくことで、熊本の皆さまの力に少しでもなれればとの想いです。
熊本ヴォルターズは、「がんばるばい熊本」を合言葉に、被災地・被災者の皆さまと共に、全力でこの難局を乗り越えて行く覚悟です。
全国の皆さまのご支援、ご協力を何卒宜しくお願い致します。
熊本バスケットボール株式会社
代表取締役 湯之上 聡