熊本大学・桜十字グループとの包括連携協定を締結!大学発の新たなスポーツ文化の創造を目指す
熊本ヴォルターズは、2024年4月2日に、熊本大学と医療法人桜十字の3者による包括連携協定を締結しました。
(左から:熊本大学・小川久雄 学長 / 医療法人桜十字・倉津純一 理事長 / 熊本バスケットボール株式会社・湯之上聡 代表取締役社長)
当連携協定の中で、共同研究契約及び熊本大学の渡鹿体育館の貸借契約を締結。
これにより、熊本ヴォルターズトップチームは2024年夏から熊本大学の渡鹿体育館で日々の練習やトレーニングを行うことになります。
施設のネーミングライツも取得し、施設名を「VOLTERS GX(ヴォルターズ ジーエックス)」と命名。
実質的なヴォルターズのクラブハウス機能を有することになります。
共同研究では、熊本大学教育学研究科と連携し、「VOLTERS GX」を拠点としたスポーツ科学分野での取り組みを密に進めていきます。具体的には、スポーツを通じた地域の健康増進、ヴォルターズの選手のパフォーマンス向上や戦術理解を題材として研究予定です。
包括連携協定の内容
①熊本大学はプロバスケットボールチームであるヴォルターズのトップチーム・トップアスリートを題材とし、スポーツ科学の研究を実施
②熊本大学とヴォルターズで渡鹿体育館の貸借契約を締結。 ヴォルターズの練習拠点として利用
③3者による共同研究として、スポーツ頭部外傷における血液バイオマーカーの同定と有用性の検討
VOLTERS GX(ネーミングライツ)
熊本ヴォルターズは、熊大渡鹿体育館のネーミングライツを取得し、「VOLTERS GX(ヴォルターズ ジーエックス)」と名付けました。
練習場所としての体育館(GYM)の「G」と、そこから生まれる付加価値を熊本大学との連携により 掛け算「X」方式で増大させたい、という意味を込めて命名しました。
トップチームの練習やトレーニングはもちろん、ユースチームの練習も行う予定で、共同研究の拠点として機能していきます。
湯之上 聡 代表取締役社長 コメント
ヴォルターズは、昨年の春から桜十字グループの一員として再スタートしており、本当に様々なサポートを頂いています。医療機関からこのように全面的なバックアップを受けているのはBリーグの中でもで我々だけだと思いますので、大変ありがたい状況です。
これに加えて、このたび熊本大学さまから、学術面でのサポートを頂ける運びとなりました。スポーツ科学の分野でご活躍されている教育学研究科と共同して、大学が所有する渡鹿体育館で選手が練習する様子を動画解析し、選手の運動技術やチームの戦術を研究することで、教育分野で活用したり地域の皆さまへフィードバックすることを目的としています。
この研究成果は、選手やチームにもフィードバックすることができますし、結果として渡鹿体育館を練習拠点としてお借りできることで、これからチームはますます強くなると思います。私たちヴォルターズのプレーが、県民の皆さまの健康と元気の「熱源」となれるよう、選手一同尽力してまいります。