ふれあい人権教室実施について
このたび、熊本ヴォルターズでは熊本県人権啓発活動ネットワーク協議会と連携し、熊本県内の中学校を対象に対面方式でのふれあい人権教室を3回実施いたしました。
詳細
【目的】青少年や地域社会への影響力の大きいスポーツチームが、スポーツの持つ人権尊重の精神を踏まえて人権を尊重することの大切さを訴えることで、今後、社会の幅広い分野で活躍が期待される年代の人権意識の向上を図り、外国人選手やハーフの選手による人権教室を開催することで、外国人の人権や多様性についての関心と理解を深める啓発活動を行う。
【実施主体】
熊本県人権啓発活動ネットワーク協議会
【実施先】
⑴2023年11月6日
上天草市立大矢野中学校
参加人数:全学年312名
参加:市岡ショーン選手、バーンズ・マシュー・マイケル通訳
最初はお互いに緊張していましたが、生徒から選手への質問の際には、複数の人から手が挙がり、熱心に選手がいう事に対して耳を傾けて、コミュニケーションを取ろうと積極的だったところが印象的でした。
⑵2023年11月27日(月)
玉名郡和水町三加和中学校
参加人数:2学年25名
参加:ジャメール・マクリーン選手、バーンズ・マシュー・マイケル通訳
生徒からの質問形式で実施。日本に来て驚いたことを聞かれると「アメリカはごみの分別が燃えるゴミとプラスチックの2種類しかないが、日本はごみの分別の種類が沢山あって最初は分別が難しかった」と話し生徒たちは自分のあたりまえや価値観が他の人からすると違うこともあることを学びました。
⑵2023年12月4日(月)
阿蘇郡高森町町立高森中学校
参加人数:全学年140名
参加:ディクソンジュニア タリキ選手、大山陽マネージャー
ディクソン選手は子供たちにお互いに理解しようとするやさしさがあれば早く打ち解け合えるしお互いに理解することができる、と話していました。
ふれあい人権教室は、選手へ質疑応答形式で実施。
日本での生活について、困ったことはあるか、チームメイトとの関わりの中で大切にしていることは何か、普段のチームの中での会話は何語で話しているかなどの質問があり、その返答に生徒たちは真剣に耳を傾けていました。
選手たちはチーム内で文化も言葉も違いますが、相手を思いやること、相手の気持ちに立って行動することには国境は関係ありません。
熊本ヴォルターズも出身国や育った環境が違う選手同士がB1昇格という一つの夢に向かって進んでおります。
「思い」「想い」には国境はありません。
みんなで守る、人権。一緒につくろう!一人一人を大切にする熊本