2022-23シーズン終了のご挨拶
いつも熊本ヴォルターズを熱く応援いただきありがとうございます。
5月6日(土)に行われた「日本生命 B2 PLAYOFFS QUARTERFINALS 2022-23」の長崎ヴェルカ戦での結果を受けて、今シーズンの全日程が終了しました。
シーズンを通してチームを熱く応援いただき、いい時期も悪い時期も後押ししていただいたVOLTERS REDの皆様、パートナー・株主の皆様、ボランティアスタッフ・熊本県バスケットボール協会・熊本県立総合体育館関係・行政関係の皆様をはじめとしたヴォルターズに関わっていただいたすべての皆様に、心より感謝を申し上げます。ありがとうございます。
今シーズンも「B1昇格」を目標に掲げて挑みましたが、その目標を達成することができず、非常に悔しい結果となってしまいました。まずはしっかり今シーズンを振り返り、反省し、次のシーズンに向けて準備を進めていきます。
プレーオフ会場となった佐世保体育文化館を赤く埋め尽くしてくださった約500名にも及ぶヴォルターズブースターの大声援は、まさに火の国熊本を象徴する熱さに満ち溢れ、単なる観戦を通り越えて我々と共に参戦してくれた強い想いを実感させてくれるものでした。
満身創痍の選手達があれだけの激戦を繰り広げられたのも、 この最高の応援があったからこそです。 皆様の声に彼らは感動し、身も心も奮い立たせ、怪我の痛みを忘れ、チームとしての一体感を強く持った上で最後まで立ち向かうことができました。
試合後、プロである選手達が流した涙には、このご恩に報いることができなかった悔しさや、申し訳なさが溢れていました。
同時に、2022年7月に新経営陣が、8月に遠山HCがそれぞれ就任し、チームもクラブ経営も再スタートという中でここまで来ることができましたのも、レギュラーシーズン開始前からのご支援があってこそと改めまして感謝申し上げます。
ヴォルターズ、そして子ども達の未来と熊本を想う皆様に支えられ今があることを忘れず、 これからもスピード感と責任を持ってクラブの基盤作りに取り組んで参ります。
お陰様で今シーズンは売上着地見込み4.5億円と過去最高水準にまで回復できる見込みです。 平均観客数は1,710人となり、B2全体で3位。有料観客率は84%で、(B1、B2を含む)Bリーグ全体で2位となりました。
一方で赤字は1.5億円程度となる見込みです。 こちらに関しては、1月以来、旧株主の皆様にもご協力いただき、 西川グループによる救済支援を受けることで危機を脱することができました。
今後は整えていただいた土台をより整備し、持続的に発展できるクラブへと成長させていく所存です。
クラブ創設10周年の今シーズンが幕を閉じ、来シーズンは11年目の新たな一歩となります。
是非とも継続的かつ今シーズン以上のご支援を賜りますよう、引き続き熊本ヴォルターズをよろしくお願い申し上げます。
熊本バスケットボール株式会社(熊本ヴォルターズ)
代表取締役社長 福田拓哉
代表取締役社長 福田拓哉