がんばるばい熊本復興マッチ エキシビジョンマッチを開催しました
熊本ヴォルターズでは、レギュラーシーズン最終戦であり、熊本地震本震から丸7年を迎えた4月16日に、がんばるばい熊本復興マッチ エキシビションマッチを行いました。
地震当時を知るメンバーなど熊本ヴォルターズのOB選手4人と、震源地であり熊本ヴォルターズの当時の練習場・試合会場があった益城町の小学生クラブチームがハーフタイムに登場し、笑顔でバスケットボールを楽しみました。
チーム紹介
【VOLTERS LEGENDS】【BLUE SHOOTING STARS 益城】
益城町を拠点とするミニバスクラブ。平成30年4月に社会体育化に伴い、指導者代表 久米野安俊コーチを中心に設立、今年で6年目。 設立当初から県上位の戦績を積み上げ、昨年初のW優勝。
・第48回熊本県U12(ミニ)バスケットボール大会優勝
・第54回全国ミニバスケットボール大会出場/第48回熊日学童オリンピック優勝
現在は、地域の有志が指導者を務め、近隣地域より40名を超える選手が集まり、強力な保護者サポート、OBのサポートと共に、日々研鑽しながら、バスケットボールを通じ●バスケットボールを愛する心 ●礼節を重んじる心 ●仲間を敬う心 ●継続する力 を養っている。
エキシビションの様子
熊本ヴォルターズvs佐賀バルーナーズのハーフタイムに行ったエキシビション。まずは、元気いっぱい笑顔で走りながら登場するBSSの子どもたち。
その後、VOLTERS LEGENDSが、背番号が入ったヴォルターズのユニホームを着て登場。
TIPOFF直後のオープニングシュートを決めたのはMr.VOLTERSこと小林慎太郎さん。
地震後の開幕戦で最初に決めたのと同じような3Pシュートに、会場が沸きました。
BSSの大応援団も会場を盛り上げました。
5分勝負で行われた試合は、16-8でVOLTERS LEGENDSが勝利。
試合後には、代表して小林慎太郎さんが挨拶。
「震災から7年という大事な日にコートに立てて幸せです。この会場にこれだけのファンが来てくれることがヴォルターズの財産であり、宝です。復興に向かっていく心が大事だと思います。これからもその心を胸に持ってヴォルターズ支えていってほしい。」と語りました。
最後はみんなで記念撮影。
退場後には、来ていたユニホームにサインを書いて、子どもたちにプレゼントしました。
がんばるばい熊本復興マッチ イベント
この節は、「がんばるばい熊本復興マッチ~これからもこの先も~」と題して様々なイベントを行いました。赤い樽募金
熊本のプロ3チームによる復興募金活動の呼びかけを、15日(土)は本村亮輔キャプテンが、16日(日)はVOLTERS LEGENDSの4人が行いました。集まったお金は、熊本県に寄付する予定です。
ご協力頂きました皆さま、ありがとうございました。
スペシャルエキシビションマッチ 福岡第一高vs福大大濠高
16日(日)の試合前には、スペシャルエキシビションマッチとして、日本高校バスケ界トップレベルの戦いを、熊本で開催。多くの子どもたちが早くから来場し、高校生のプレーに歓声を上げていました。
この試合の前には、熊本県上益城郡益城町出身の青柳響選手が始球式を行いました。
BSSの第1期生でもある青柳選手のフリースローに大きな拍手が送られました。
始球式
熊本ヴォルターズの試合の前には、小林慎太郎さんが始球式を行い見事フリースローを成功。黙とう
熊本地震から丸7年となる16日には、試合前に黙とうを行いました。チーム創設10年目の今シーズン。その締めくくりとなるレギュラーシーズンホーム最終戦であり、熊本地震本震から丸7年となった4月16日は、これまでの熊本ヴォルターズの歴史を感じると共に、改めて多くの方々のご支援と応援があって今があることを感じました。
「熊本に元気を」「子どもたちに夢を」をいう想いでできた熊本ヴォルターズ。これからもこの先も、その思いを忘れず、1人でも多くの方に元気や夢を与え、そして応援してもらえるチームとなっていけるよう進んで参ります。
そして、5月5日から始まるプレーオフで悲願のB1昇格を果たし、熊本に元気を与えられるよう戦います。引き続き、熊本ヴォルターズの応援をよろしくお願いします。