ふれあい人権教室実施について
このたび、熊本ヴォルターズでは熊本県人権啓発活動ネットワーク協議会と連携し、熊本県内の中学校を対象に対面方式でのふれあい人権教室を1回、ZOOMを用いたオンラインによる人権教室を1回実施いたしました。
詳細
【目的】青少年や地域社会への影響力の大きいスポーツチームが、スポーツの持つ人権尊重の精神を踏まえて人権を尊重することの大切さを訴えることで、今後、社会の幅広い分野で活躍が期待される年代の人権意識の向上を図り、外国人選手や帰化選手による人権教室を開催することで、外国人の人権や多様性についての関心と理解を深める啓発活動を行う。
【実施主体】
熊本県人権啓発活動ネットワーク協議会
【実施先】
⑴五木村立五木中学校(オンラインで実施)
参加人数:全学年24名
参加選手:ベンジャミン・ローソン選手
オンラインでの実施
⑵芦北町立田浦中学校(武道場で実施)
参加人数:全学年92名
参加選手:ソウシェリフ選手
ふれあい人権教室は、生徒から選手へ英語を交えての質疑応答形式で実施。
日本での生活について、困ったことはあるか、チームメイトとの関わりの中で大切にしていることは何か、普段のチームの中での会話は何語で話しているかなどの質問があり、その返答に生徒たちは真剣に耳を傾けていました。
選手は自身が初めて来日した時、室内で靴を脱ぐことに驚いた、室内の天井の低さに気づかず何度も頭を打った、などユーモアを交えながらも国ごとに違いがあり、文化も言葉も違うが、相手を思いやること、相手の気持ちに立って行動することには国境は関係ない、という言葉で人権教室を締めくくりました。
熊本ヴォルターズも出身国が違う選手同士がB1昇格という一つの夢に向かって進んでおります。
「思い」「想い」には国境はありません。
みんなで守る、人権。一緒につくろう!一人一人を大切にする熊本