2021-22シーズン終了のご挨拶
日頃より熊本ヴォルターズへの温かいご支援を賜り、ありがとうございます。
誠に残念ですが、5月14日に行われたB2プレーオフセミファイナルでの敗退、その後の3位決定戦中止というかたちで、2021-22シーズンの全てのゲームが終了しましたことをご報告させていただきます。
はじめに、チームに対し常に力強い応援をして下さったブースター・ファンクラブの皆様、ご支援を頂きましたスポンサー・パートナー・株主の皆様、ホームゲーム運営を支えてくださったボランティアスタッフ・熊本県バスケットボール協会・熊本県立総合体育館関係・行政関係・医療関係の皆様、たくさんの皆様方のおかげで、今シーズンを戦い抜くことができた事、本当に感謝いたしております。ありがとうございました。
今シーズンは「超」という言葉をスローガンに、今までの色んなモノを超えてB1に上がって行こうと、チーム・スタッフ一丸となってスタートしました。しかし、シーズン開始早々、主力選手が入れ替わりで3名骨折、選手が復活しチームとして戦えるようになってきた頃にコロナでの中止や延期、消滅が続きました。そして、チームが上向きになって来たところでの会社の不祥事では、たくさんの皆様に応援をしていただきながら、ご迷惑をお掛けする形になってしまい大変申し訳なく思っております。
今シーズンは結果として、プレーオフ三度目の正直とはならず、我々の悲願であり、夢でもありましたB1昇格を達成することはできませんでした。
ですが、プレーオフクォーターファイナルでのホームで行った西宮ストークス戦は、今季のベストゲームと言っても過言ではない素晴らしい試合を見せてくれました。選手の集中力・気合・結束力、スタッフ・ブースターとの一体感は、コロナで制限され満足に興行ができない今シーズンの中、最高のゲームでした。選手やスタッフは、すべての人々の思いを背負い戦ってくれたと思います。その思いや経験を無駄にせず、来季に繋げていきたいと思います。
私たち熊本ヴォルターズの存在意義は、チームや試合を通して熊本の皆様方に、夢や希望、元気や勇気をお届けすることだと思っております。たくさんの皆様に支えられ、日々成長しているヴォルターズが熊本のシンボルとなり、県民の皆様の力になれるよう、今まで以上に精進して参ります。今後も、より一層のご支援、ご鞭撻、ご声援をお願い致します。
最後になりましたが、新型コロナウイルスの早期終息、平和の世界、人類に幸せが訪れる事を祈念し、クラブ代表としての挨拶とさせて頂きます。
本当にありがとうございました。
熊本バスケットボール株式会社
代表取締役会長 住永栄一郎