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2021/10/9(土)第2節 越谷戦GAME1 試合レポート

2021/10/9(土) 第2節 vs越谷アルファーズ
@熊本県立総合体育館


2021-22シーズン最初のホームゲームは、2シーズンぶりに熊本に復帰した #30古野拓巳選手の3Pシュートからゲームスタート。
すぐに相手に連続得点を許しますが、開始2分後に早めのタイムアウトを請求し、チームの戦術を再確認。
その後は#14 本村亮輔選手を始めとしたハードなディフェンスから良い流れを持ち込み、最大14点差まで相手を離します。

しかしながら2Q後半、オフェンスで得点が停滞し始めると、ターンオーバーやリバウンドを掴めない時間帯が続きます。
その間に相手に得点を重ねられ、再び4~6点差を保つ展開でゲームが進んでいきました。

その流れから4Qでは一時逆転を許しますが、直後に#30 古野拓巳選手のステップバック3Pシュートが決まり、すぐにリードを奪い返します。

出場選手全員が得点を決め、中でも#8 LJ・ピーク選手、#12木田貴明選手、#30 古野拓巳選手の3人が18得点してスコアリーダーに輝き、92-86で勝利しました。

熊本 92-86 越谷
26[1Q]21
22[2Q]21
19[3Q]20
25[4Q]24

 
 
 

スターティング5



#12 木田貴明
#14 本村亮輔
#25 ジョーダン・ハミルトン
#30 古野拓巳
#34 ベンジャミン・ローソン

 

試合後コメント

■ドナルド・ベックHC



まずは、ホームの熊本でプレーできたことを嬉しく思います。 会場の雰囲気も素晴らしく、非常に満足しています。
試合内容としてはもちろん良い部分もあったのですが、 必要のないターンオーバーをしてしまったり、ディフェンスのカバレッジが遅れたりと、2Qではいい判断ができない場面がありました。
試合終盤はフローに入れなかったことで判断の質が落ちてしまったので、明日はここを改善していきたいです。

とはいえこの時期はチームとして完成していくための段階を踏んでいる時期なので、修正を続けていきたいと思います。
また以前コーチングしたことのあるバッツ選手やブラッキンズ選手についてはよくプレースタイルを知っているのですが、B2に所属している他の選手たちについてはライブでどんな動きをするのか熟知できていない部分があります。
これは自分にとって大きなチャレンジ(=試練、挑戦)なので、選手についてもっと研究していく必要があると思っています。  

 
■#8 LJ・ピーク選手


うちも相手もハードにプレーした中で、試合に勝ててよかったです。
今日は相手をファウルトラブルに追い込めたことが勝因だと思います。

相手のバッツ選手はインサイドに強く非常に上手な選手なので、明日もアタックして同じような展開にもっていきたいです。

相手はゾーンで守ること時間帯が比較的に多かったので、ペイントにアタックして攻めるというよりも、どんどんキックアウトして、アウトサイドシュートの精度を高めながら戦いたいと思います。
 
 
■#12 木田貴明選手


相手は昨シーズンプレーオフにも出場しているチームで、先週2敗していることもあって、今週は勝ちを取るために激しく当たってくると思いました。それに対して、うちも激しいディフェンスをやれたことは良かったです。

途中逆転されましたが、すぐ点数を取り返して最終的には点差を広げて勝った形は、僕が熊本に所属している過去2シーズンでは無い勝ち方だったので、これが今年の強さなのかなと思います。

●今日は18得点。シュートタッチはすごく良かったのでは?
朝起きた時はそんなに気分が良くなかったのですが、コートに立てば頑張らないといけませんし、見にきてくれている方もいて、スイッチが入りました。
シュートタッチが良かったのか悪かったのかは自分では分からないのですが、結果だけ見ると確率よく入っているので、良かったのかなと思います。

チームメイト、特にジョーダン選手、ローソン選手やピーク選手も僕に対して『チームで一番シュート入るんだから思いっきり打って良い』と毎度言ってくれるので、それもあって思いきり打てていると思います。
そこでしっかりシュートを決め切るのが僕の仕事だと思っているので、今日は仕事はできたのかなと思います。

相手は、ここ何試合かゾーンで守っていることが多いので、3Pには非常に警戒しているはずです。
今日は嫌なことをやり続けた結果が92点という得点に繋がっているので、明日も3Pを高確率で決めれるか、というのが勝負の鍵だと思います。

相手もシュート確率の良い選手には打たせないように何かしらの対策をしてくるので、うちもアジャストしなければいけません。 決して今日のような形にはならないと思うので、戦術面はコーチ陣に任せて、僕たちは試合でベストを尽くしたいと思います。


■#30 古野拓巳選手


前半14点差を付けた時にこのままゲームを終わらせたいと思っていたのですが、越谷は昨シーズンプレーオフにも出て実力のあるチームなので、なかなか点差を離せませんでした。
4Qでは逆転もされてタフなゲームになりましたが、勝ちきれたということは、課題がある中でも良かった、という風に捉えたいと思います。

インサイドのバッツ選手には10本ほどリバウンドを取られてしまいましたが、前回の試合よりは取らせていないと思います。そこ(バッツ選手)だけにはやらせない、という意識が、いい方向に働いていると思います。

リバウンドはローソン選手だけに任せきりにせず、5人で取りにいく練習を徹底してきたのですが、トータルリバウンド数では負けてしまっているので、明日は『リバウンド数で勝つ』というのを意識してやらなければいけないと感じます。

●シューター陣について
今日も木田選手がホットで、要所要所のスリーポイント、バスケットカウントが非常に素晴らしかったです。
あと57試合あるので、彼自身の良さを更に引き出していきたいと思いました。

佐々木選手に関しては1番をやったり2番をやったりと、自分でも迷いながらやっていると思いますが、試合を重ねていく上でこれからもっともっと良くなっていくと思います。

本村選手はディフェンスとリバウンドでチームに大きく貢献してくれています。
次はシュートに躊躇せず、もっと積極的にシュートを打って欲しいです。
日本人もこれだけ良い選手が揃っているので、1人1人の良さが出てくると、もっと楽なゲーム展開になっていくと思います。