ドナルド・ベックHC 合流初日の記者会見を行いました。
熊本ヴォルターズでは、8/9(月)の練習よりドナルド・ベックHCが合流しましたのでお知らせします。
また合流初日の練習を終え、記者会見を実施しました。
(以下、記者会見インタビュー全文)
Q. これから本格的にチームが始動していきます。コーチが目指すこと、そして選手たちに求めていきたいことを教えてください。
−まずは、みなさんこんにちは。今日ここに来られてとても光栄です。14日間の隔離を終え、チームに合流できることをとても嬉しく思います。
会社としても、チームとしても、何がゴールなのかというのは十分理解しているつもりです。
1つでも多くの試合に勝ってB1に昇格することがシーズンを通じての目標ですし、そのゴールをしっかり達成できるように挑戦してしていきます。
しかし今はあえて一歩下がって、自分が目指す『良いチーム』というものを1日でも早くつくりあげること、そして『良いチーム』をつくった上で、更にそれを『最高のチーム』にすることが個人的な目標です。
この『良いチーム』とは、自分のバスケットに対する考え方をチームに受け入れてもらうこと、浸透させることが要素の1つだと考えます。
ですので『良いチーム』をつくるにあたって、まずこれから2~3週間で選手たちがどのようにハードワークするか、自分がやろうとしているバスケットをどれだけ理解してくれるか、という部分を重視し、求めていきたいと思っています。
Q. 合流初日の練習を終えて、チームの雰囲気や感想を教えてください。
−今年一緒に戦う選手たちのほとんどは、これまで直接プレーを見るチャンスがなく、初めて一緒にやるメンバーなので、それぞれの選手の性格やバックグラウンド、プレースタイルなど、様々なことを事前にリサーチして合流しました。
そんな中で今日は初めての練習でしたが、とても良い練習ができ、非常に良い1日でした。
外国籍選手はまだ合流していませんが、チームの全体的な雰囲気にはとても満足しており、これからが楽しみです。
Q. 事前に選手たちのことをリサーチして合流したということですが、実際に会ってみて、印象はどうでしたか?
−まだ1日しか経っていないので選手1人1人を評価することは難しいのですが、たった1日の中でも、選手全員の動きにとても満足しています。
選手同士がリスペクトし合い、どれだけプロフェッショナルに練習してハードワークしているかという部分においては、とても良い印象を持ちました。
Q. 開幕まであと2ヶ月。どんなチームに仕上げていきたいですか?
−まず今日から、ゼロベースで新しいチームをつくっていきます。
先ほどの答えと重複してしまいますが、とにかく良いチームをつくって、そして最高のチームにする、ということをこの2ヶ月間でやっていきたいと思います。
リクルートにおいて最も重要視していたのは『リバウンド、ディフェンス、オフェンスの遂行』の3つです。
今シーズン契約してくれた選手は、全員この3つを兼ね備えている選手だと思っていますので、しっかり達成してバランスを保ったチームにしていきたいです。
とはいえ、まだ外国籍選手の合流前で日本人選手だけでの練習なので「○○なチームをつくりたい」とより具体的に明言するのは避けたいと思いますが、今言えることとしては、とにかく最高なチームをつくっていく、ということに尽きますね。数週間後みんなが合流したら、もう少し詳しく答えられるようになると思います。
全ての選手がこの『リバウンド、ディフェンス、オフェンスの遂行』の3つを理解して、コート上で発揮していけば、非常に素晴らしいチームになると思っています。
是非、応援を宜しくお願いします。