湯之上聡 代表取締役社長 退任のお知らせ
このたび熊本ヴォルターズでは、湯之上聡が代表取締役社長を退任することとなりましたのでお知らせいたします。
■退任のご挨拶
愛するバスケットボールを通して、熊本の皆様に元気と勇気、感動をお届けるすること。
子どもたちに夢をお届けすること。
その一念で立ち上げたチームが、熊本ヴォルターズです。
この8年間を振り返ると、決して順風満帆な日々だけではなく、幾多の経営危機や熊本地震など、数々の難局もありました。
人脈もお金も何も無いところから始まり、何度も挫けそうになりましたが、その度に皆様のお力に助けられ、励まされ、今日この日までチームを存続させることができています。
しかしながら、このたび体調が優れず、6月以降は会社に出社出来ない状況が続いておりました。
社員、選手やスタッフの皆さんには、大変な時期に力になれず、本当に申し訳なく思っています。
コロナ禍でまだまだ先行きが見えず、一つ一つの判断に失敗が許されない経営状況の中、10月のリーグ開幕はすぐそこまで迫ってきています。
日々のスポンサー営業やチーム運営は待ったなしの状況であり、職務にあたれない自分が代表取締役を続けることに不安と疑問を感じておりました。
このような状況から、自分がこのまま社長を続けるべきではないと判断し、このたび取締役会にて辞任届を提出させていただきました。
皆様からは多大なご支援を頂いているにもかかわらず、シーズン開幕を目前に控えたタイミングでの退任となり誠に申し訳ございません。
またこれと同時に、この8年間で熊本ヴォルターズと出会ってくださった皆様、関わってくださった皆様、手を差し伸べていただいた皆様へ心より感謝申し上げます。
クラブが上向きな時、苦しい時、どんな時も温かい声援を送ってくださり、本当にありがとうございました。
これからは新しい経営陣にクラブ理念を託し、新体制のもと、熊本ヴォルターズの活動が続いていきます。
皆さま方におかれましては、どうか変わらぬご支援、ご声援をお願い申し上げます。
私は一市民として熊本ヴォルターズを応援し、クラブが益々発展していくことを心から願っています。
最後になりますが、8年間、本当にありがとうございました。
今後とも熊本ヴォルターズへ熱いご声援のほど、何卒宜しくお願いします。
2020年9月15日
湯之上聡