岐津将平AGM 退団のお知らせ
このたび熊本ヴォルターズでは、岐津将平アシスタントゼネラルマネージャーが契約満了に伴い退団することとなりましたので、お知らせいたします。
岐津AGMは熊本ヴォルターズ発足当初からチームスタッフとして加入し、7シーズンの間、アシスタントコーチ、マネージャー、通訳、そして現在の役職と、様々な立場からクラブに寄り添い、サポートしていただきました。
状況が苦しい時も、上向きな時も、常に変わらぬ熱量で献身的にクラブを支えていただき、ヴォルターズの未来のため、選手のため、共に戦ってくださいました。
これまでの貢献に深く感謝するとともに、新しい道でのご活躍を心からお祈りしております。
岐津AGM、7年間本当にありがとうございました。
岐津将平AGM プロフィール
【プロフィール】
氏名:岐津 将平 [Shohei Kizu]
生年月日:1985年10月12日
出身地:福井県
【経歴】
Camosun College(カナダ)
2008-10 B.C Titans(IBL)
2012-13 滋賀レイクスターズ(bjリーグ)
2013-20 熊本ヴォルターズ
岐津AGM コメント
まず初めに、新型コロナウイルス関連で、皆さま大変なご苦労をされておられることと案じております。今の不便な日々が一日も早く解消され、皆さまに平穏な日々が戻ってくる事を願っております。
そして、昨シーズン皆様の期待に応えることができず、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
その前のシーズンから苦しい状況下で、高く期待されていた中、『そんな熊本でやりたい』と、世界での経験があるネナドコーチが熊本のオファーを引き受けてくれました。
心機一転して、再出発できると私も信じておりましたが、なかなかケミストリーが噛み合わず、苦しい時期が続き、ようやく結果が伴ってきたと思った時のリーグ中断。
ようやく勢いに乗れたタイミングでの中断は、何が正しかったのか、本当にあれで良かったのか、何が最善の策だったのか、毎日のように考えていましたが、結果が出ていない以上は、全てが間違っていたのかとも思うようにもなりました。
でもやはり、結果が出せなかったのは、自分たちの力不足だったという事だと思います。
先日、ネナドコーチがの続投が決まり、本来であれば、コーチと共に積み重ねていくべきなのですが、今回の退団を決意しました。
ネナドコーチからは強く慰留されましたし、もう1年ネナドコーチのもとでやりたい気持ちと、自分のキャリアを考えた中で、非常に悩みましたが、私の決断を尊重し、受け入れてくれたネナドコーチに感謝いたします。
今後は友人としてサポートしていきたいと思います。
私が入団した時のクラブビジョン、『子供たちに夢を』という部分では、スクールの立ち上げや、U15チームの立ち上げに携われた事によって、嬉しい事に最近では、将来プロ選手になりたい、ヴォルターズでプレーしたいという声をよりたくさん聞こえるようになり、頑張ってきて良かったな、と心から思えました。その子供たちと将来同じ舞台で戦える事を楽しみにしています。
株主の皆さま、パートナーの皆さま、サプライヤーの皆さま、また、クラウドファンディングでご支援いただいた皆さま、日頃からたくさんのご支援、ご声援ありがとうございます!
これからも熊本ヴォルターズをよろしくお願いいたします。
ブースターの皆さま、苦しい時も、辛い時も、嬉しい時も、楽しい時も、たくさんの声援ありがとうございました!VoltersREDの日本一のブーストには何度も助けられました。
時には厳しい声を聴くこともありましたが、温かい声もかけていただき、救われたこともありました。
その声に甘えていた部分もあったかと思いますが、それは自分の成長を手助けしてくれたものでもありました。感謝いたします。
人生には限りがあります。自分自身に問いかけ、自分のキャリアを考え、新しい挑戦をするのであれば、今のタイミングしかないという決断にいたりました。
僕はメジャーなプロスポーツチームがない県の出身です。
なので、毎週地元のプロチームが、地元の名前を背負って戦ってくれて、また、試合やその結果で一喜一憂できる環境にある熊本が、正直羨ましいです。
その火を絶やさないためには、皆さまのサポートが必要です。
皆さまのサポートが続く限り、ヴォルターズは永遠に続きます。これからも熱いブーストをよろしくお願いいたします。
長くなりましたが、7年間、たくさんお世話になりました。
そして、ありがとうございました!
またどこかで、皆さまにお会いできますように。
Let's Go Volters!