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新生ヴォルターズ特別企画!佐藤正成が語る!第2号

新生ヴォルターズ特別企画!
ヴォルターズ各選手の本音に迫ったインタビュー(不定期)!

今回は佐藤正成選手の第2号です!


第1号はこちら
※なお、佐藤選手のインタビュー中の撮影カメラマンは岐津AGMが担当しました。

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−西井GMや石川選手も話していたが、昨季はあまりプレータイムに恵まれなかった。自分にとって昨季はどんなシーズンだった?

そうですね。
Bリーグの前のNBDL時代(※2013~2015年まで開催されたNBLの2部リーグ)からずっとスタートで出てたんで、初めてバックアップとかも経験して・・・。
ただ、ポジティブに捉えると、昨シーズンは、これから(バスケットを)続けていく上で、すごく大きな経験だったと思います。


−メンタル的には?

もちろんきつかったですね。
地元の山形というのもあって、自分が試合に出たい、試合に出て活躍したい、という気持ちは当然ありましたし。
でもまあ、キャプテンだったんで、そこよりもチームが勝つことを優先して、自分の役割を受け入れてやらなきゃいけない、という葛藤はありましたね。
その中で、最後までやり抜くことを選びましたし、途中で投げ出すようなことは考えなかったです。


−今シーズン、同じポジションには大学の先輩(小林慎太郎選手)もいるし、プレーオフで活躍した本村もいる。山形時代とはまた違って、スタメンが確約されていない状態。この2人の印象と、2人と比べて自分のストロングポイントは?

慎太郎さんはシュートが上手いのと、やっぱりリーダーシップがありますよね。
ずっと熊本を引っ張って来てますし。
何て言うんですかね、カリスマ性っていうか(笑)
さっき僕が言った(※前回インタビュー参照)、グッと周りを引っ張っていくようなところが慎太郎さんにはありますよね。

本村くんは、特別指定で入って、あの(プレーオフの)大舞台であれだけ物怖じせず平気な顔でプレーしてたんで、どんな子なのかと思ってたら、意外と普通の、もの優しいというか(笑)
ぶっ飛んでんのかなと思ってたら、普通のいい子でした(笑)

僕は体の強さと、ディフェンスはずっと積み重ねてきたので、そこは負けずにやっていきたいです。


−ちなみに、(熊本の)他の選手のイメージは?

(柿内)輝心はクイックネスがすごくあって、アタックできるガードだなって印象です。

中西さんはB2では屈指のビッグマンで、他のチームにはいない、熊本の大きな武器だと思います。
チームの中でも、(中西選手を活かして)アドバンテージをしっかり使っていけるようにやっていく必要がある。
プラス、フォワードの外国籍選手を獲れるのは、編成でバリエーションが広がってくるところだと思うので、そこも大きな強みですよね。


−同じく新加入の選手は?

海斗さんは仙台の時は隣でよくやってましたし、学年は1個上で明成高校時代からプレーをよく見させてもらってた先輩なので。
ボールを持ってくるポイントガードによってゲームってすごく変わってくると思いますし、去年プレーオフでMVPを獲ったガードであれだけ勝負強くて、レギュラーシーズンでもすごい成績を残してて。
そういうポイントガードと一緒にやれるのはすごく楽しみですし、(石川選手と一緒にプレーすることで)自分自身のレベルも引き上げることができるんじゃないかと感じてます。

木田は、何回か対戦してて。
体が強いっていうのと、能力は高いなって。
まあでも、一番は体の強さですかね。
マッチアップしてて、あんまり体が強いなって思う選手っていないんですけど、木田にはフィジカルの強さを特に感じましたね。





−今季の熊本は大きく変わりそうだが?

僕も粘り強くタフにやるっていうのはすごく好きですし。
スマートにやる部分もバスケットにおいてはすごく大事だと思うんですけど、やっぱり接触があってフィジカルにやるスポーツだと思うんで。
少しずつ相手を消耗させたり、という部分があることで、有利に立てていくんじゃないかと思うんで。


−仲の良い選手は?

山形に一個下の岩田(涼太選手)ってやつがいて。
オフになったら、いつもカラオケに行ってましたね。
ただ、すぐ人に喋っちゃうやつなんで、移籍の相談はしなかったですけど(笑)


−ライバルは?

ライバルってわけじゃないんですが、東京Zに入った時の同期で、今仙台にいる泉秀岳は仲も良いですし、対戦するのも楽しみですね。


−チームとしてはB2優勝・B1昇格という大きな目標があるが、そのライバルになりそうなのは?

やっぱり広島ですかね。
とんでもないやり方をしてきましたよね(笑)
でも、例えが合ってるか分からないですけど、良い食材を鍋にぶっ込んだら美味しい料理が出来上がるのかって言ったら、そうじゃないと思うんで。

もちろん良い選手が揃ったと思いますけど、それだけで簡単に強くなるわけじゃなくて、それぞれが役割を受け入れてチームとしてやらなきゃいけないのがバスケットだと思うんで。
僕らがそれぞれの役割やチームでやることを徹底して勝ち切ることができるかどうかってところに面白さがあると思います。
すごく強いチームだとは思いますけど、勝って熊本がB1に上がるというところを見せたいですね。

あとは、茨城も相当補強してますし。
信州は、(石川)海斗さんが抜けて2人PGを取りましたけど、どんなバスケットで来るのか。
ただ、信州の外国籍選手はしっかりしてるのでそうそう大崩れしないだろうし、やっぱり実力のあるチームだと思います。


−選手から見て熊本の戦力はどう?

昨シーズンから選手が大きく入れ替わり、ブースターの皆さんもどうなるか分からない、不安に感じてる方もいるかと思いますけど、去年とは違うバスケットを見せられると思います。
HCが求めていることを僕らが体現していき、見ている方々にワクワクしてもらったり、感動や勇気を与えていきたい。
今もしっかり走ってタフにシーズンに向けてやってるので、これからもしっかりと積み上げてシーズンを戦い抜いていきたいと思います。
大きな目標があるので、僕自身もワクワクしています。


−熊本のブースターの皆さんに見て欲しい佐藤選手のプレーは?

タフにやる部分と頭を使ってスマートにやる部分とを使い分けながら、相手のエースにやりたいことをやらせない、封じ込めるディフェンスをしていきたいと思ってます。
あと、やっぱりシュート、スリーポイントはしっかり精度にこだわってやっていきたいですね。

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次回は、悩んだ末にヴォルターズ残留を決めてくれた中西選手の本音に迫ります!
※申し訳ありませんが、不定期です。

佐藤正成選手の第1号はこちら